2024年7月14日(日)22:00
「インサイド・ヘッド」の続編が作られた理由は? ピート・ドクター「登場させられなかった感情がたくさんあった」
「インサイド・ヘッド2」は8月1日から公開
(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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ディズニー&ピクサー最新作「インサイド・ヘッド2」が、8月1日から公開される。誰も見たことのない“感情たち”の世界を舞台にした前作で原案・脚本・監督を務め、本作の製作総指揮を務めているピート・ドクターが、続編を作った理由を語っている。
本作は、大人になると増えていく感情をテーマに、成長して新たな壁に直面する主人公・ライリーの物語を描く感動作。舞台は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界。高校入学という転機を迎えるライリーの頭の中で、彼女の幸せを“子どもの頃”から見守る感情のヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの前に、新たに“大人の感情”のシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる。
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日本に先駆け全米はじめ世界各国で6月14日から公開されるや、アニメーション史上歴代No.1オープニングとなる歴史的な大ヒットスタートを記録。アニメーション映画史上最速で興行収入10億ドルを突破する特大ヒットとなっている、
ドクターは、5つの感情たちが登場する前作公開時から続編の構想があったそうで、「前作では物語を分かりやすくするために登場させられなかった感情がたくさんあったので、『インサイド・ヘッド2』ではそれを取り入れた物語を描きたいと思っていました」と続編を作った理由を説明。本作では、頑張り屋さんの主人公ライリーがちょっぴり大人に成長したからこそ複雑になった“感情たち”の物語が描かれる。
また、ドクターは前作の制作当時を振り返り、「面白いことに、1作目の制作のためにリサーチをしたとき、5つ以上の感情があることは明らかでした。でも、世界観とストーリーが複雑だったので、できるだけ単純化して描く必要がありました」と、無限に広がる“感情たち”の世界は1つの映画には収まりきらないほど描くべきことがたくさんあったことを告白。
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だからこそ、続編の可能性を感じていたそうで、「『インサイド・ヘッド2』では、1作目では登場させられなかった感情を取り入れることができました。恥ずかしさや妬みといった感情は、もちろん幼い子も感じるものですが、10代の頃にどれだけうるさく感じていたかを考えれば、年齢を少し重ねてから初めて出てくるという私たちのアイデアはうまくいったと思います」と、続編だからこそのアイデアに自信を見せている。
「インサイド・ヘッド2」は8月1日から公開。
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