2024年8月11日(日)12:30
実写「【推しの子】」成田凌が“アイ”の担当医・ゴロー役 愛、決意、復讐心を映したキャラクターPV公開
俳優の成田凌が、Amazonと東映が共同プロジェクトとして実写化する「【推しの子】」で重要キャラクターの雨宮吾郎(通称:ゴロー)を演じていることがわかった。あわせて、キャラクターPVが披露された。
「【推しの子】」は、赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏の共同名義で2020年に「週刊ヤングジャンプ」で連載がスタート。伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定と、ショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、芸能界という複雑な世界に躊躇なく切り込む斬新なストーリーが幅広い世代に支持された。コミックは累計1800万部を売り上げ(24年7月現在)、アニメ第2期が現在放送中だ。
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
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実写版ではアイ役を齋藤飛鳥、アクア役を櫻井海音、ルビー役を齊藤なぎさ、かな役を原菜乃華が演じるほか、MEMちょ役であの、あかね役で茅島みずきらが出演する。演出はスミス監督と松本花奈監督が担当し、脚本は北川亜矢子が手掛ける。
成田が演じるのは、「【推しの子】」の始まりを担う雨宮吾郎(ゴロー)役。ある少女の影響でアイドルグループ「B小町」の絶対的エース“アイ”(齋藤飛鳥)のオタクになるも、妊娠したアイの担当医になってしまうという役柄だ。
キャラクターPVは、“最推し”のアイのグッズをうれしそうに愛でる様子から始まり、目まぐるしく変化するゴローの表情が映し出される。妊娠したアイが患者として現れ、頭を抱えるゴローだったが、アイの担当医として決意を固める。しかし、ただならぬ事態に巻き込まれ、ラストはアイの“最期”とともにゴローの強い復讐心を感じさせるナレーションで幕を閉じる。
成田は、「スマホを落としただけなのに」「ビブリア古書堂の事件手帖」で第42回日本アカデミー賞新人賞、「チワワちゃん」「愛がなんだ」「さよならくちびる」「翔んで埼玉」「人間失格 太宰治と3人の女たち」の計5作品で第93回キネマ旬報ベスト・テンを受賞したほか、「カツベン!」では毎日映画コンクール男優主演賞などを獲得。現在放送中の連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(読売テレビ)では、少年少女監禁死体遺棄事件の解明に乗り出す主人公の刑事・冴木仁を演じている。
「【推しの子】」のドラマシリーズは全8話となり、11月28日午後9時からPrime Videoで世界独占配信開始(視聴には会員登録が必要)。映画は12月20日より全国公開。
作品情報
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