「戦隊レッド 異世界で冒険者になる」特撮スタッフ多数参加で25年1月にTVアニメ化　井藤智哉、稲垣好らが出演

ファンタジー漫画「戦隊レッド 異世界で冒険者になる」がテレビアニメ化され、2025年1月から放送されることが決定した。井藤智哉、稲垣好、田中美海、大野智敬の出演とメインスタッフが明らかになっており、ティザーPV、ティザービジュアルが公開されている。

中吉虎吉氏が「月刊少年ガンガン」（スクウェア・エニックス刊）で連載中の原作は、世界征服を企む「秘密結社ゼツエンダー」の野望に立ち向かう5人「絆創戦隊キズナファイブ」のリーダーであるキズナレッドが、巨悪・絶縁王との最終決戦の末に相討ちとなるも、未知の世界へと転移。剣と魔法の異郷においても困った人々を救うため、冒険者となって戦う姿を描く。単行本は最新第7巻が8月9日に発売されたばかり。

絆と仲間を何よりも大事にする熱血漢の少年で、キズナレッドに「絆装チェンジ（変身）」する浅垣灯悟役を井藤、人々の幸福のために魔法を研究し、最高の魔導士「王家の杖」を目指すイドラ・アーヴォルン役を稲垣が担当。アヴァルロスト皇国の第三王女であるテルティナ・リズ・ワーグレイ・アヴァルロストを田中、テルティナを敬愛する皇国最強の剣士ロゥジー・ミストを大野が演じる。

監督を「シャドウバース」シリーズの川口敬一郎、シリーズ構成を特撮「爆上戦隊ブンブンジャー」（脚本）の冨岡淳広、メインキャラクターデザイン／総作画監督を「異世界チート魔術師」の丸山修二が担当。プロップ・メカ・スーツデザインをゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズ（メカニックデザイン）の谷口欣孝、怪人デザインを「王様戦隊キングオージャー」（アートデザイン）の渋谷亮介、モンスターデザインを「黒の召喚士」の稲田航、変身モーション監修を特撮「星獣戦隊ギンガマン」（出演）の小川輝晃、変身モーションディレクターを「天装戦隊ゴセイジャー」（監督）の鈴村展弘が務める。アニメーション制作は「マクロス」シリーズのサテライトが行う。

各キャラクターの声が聞けるティザーPVは、灯悟とイドラが出会う場面からスタート。テルティナとロゥジーの登場シーンや、灯悟がキズナレッドに変身してモンスターたちと戦う姿も収録されている。ティザービジュアルは、炎をまとったパンチを繰り出すキズナレッドを中心として、メインキャラクターが集結したイラストとなっている。

キャスト、スタッフ、原作者からのコメント全文は以下の通り。

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【井藤智哉（浅垣灯悟／キズナレッド役）】

浅垣灯悟／キズナレッドの声を担当させていただきます、井藤智哉です！
幼い頃、何気なく考えていた“ヒーローになりたい”がこんな形で叶うとは……！
昔の自分に自慢してあげたい気分です（笑）！
灯悟は演じている僕自身も元気がもらえるような、気持ちのいい熱血漢です！
そんな灯悟を最大限表現できるように、毎話汗だくになりながら収録に臨んでいます！
特撮ファンの方はもちろんのこと！異世界転生の要素が加わることによって、幅広い方に楽しんでいただける作品となっています！
我々の思い浮かべる戦隊が異世界転生したらいったいどうなってしまうのか……!?
灯悟たちの大冒険をどうぞお楽しみに！！

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【稲垣好（イドラ・アーヴォルン役）】

この作品に出会った時、かなり斬新な設定だなと思いました。
読んでみると笑いが止まらなくて、ページをめくる手もとまらなかったです！
日曜日の朝に出てきそうな主人公が異世界で仲間と出会い冒険する笑い多め涙あり、熱き友情の物語となっています。
私が演じさせていただくイドラはそんななかでツッコミ役を担当していて、私自身挑戦の連続でした！　常に収録は楽しかったです……（笑）！
皆さんと私たちのキズナパワーで一緒に作品を盛り上げてくださるとうれしいです！

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【田中美海（テルティナ・リズ・ワーグレイ・アヴァルロスト役）

このたびテルティナの声を務めさせていただきます！
戦隊モノのレッドが異世界へ行ったらどうなる!?　がとにかく詰まってます！
面白くて笑えてグッときてキャラクター同士の関係性に目が離せません！
アフレコ現場もとても楽しくて、いつも誰かが話しているぐらい明るかったです！
テルティナは、とある力を持った第三王女。
彼女の目的や人となり、ロゥジーとの掛け合いなど魅力を話したら止まりません！
是非、アニメの放送をお楽しみに!!
待ちきれない方は原作をチェック（笑）!!

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【大野智敬（ロゥジー・ミスト役）】

ロゥジー・ミスト役を演じさせていただきます大野智敬です。
レッドが異世界に!?　と、斬新な展開に原作を読みながら衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。
個性つよつよなキャラクターばかり登場しますが、ロゥジーも負けていません。むしろ彼の個性が一番つよいかもしれません（笑）。
そんな彼の魅力を引き出せるよう心から全力で演じます。郎らかな現場で毎話の収録がとても楽しいです。ぜひ放送をお楽しみに～

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【中吉虎吉（原作）】

読者の皆様、そして作品を支えてくださる多くの方々との“絆"でここまで来ることができました！　本当にありがとうございます！
原作では描き切れなかった“キズナファイブ”のエピソードも追加していますので、原作読者の方もぜひお楽しみに！
アニメ・原作ともども、これからも応援していただけると幸いです！

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【川口敬一郎（監督）】

これまで数々の作品を手掛けさせていただきましたが、ここまで自分の趣味を全面に押し出せる作品は今回が初めてです！
全世界のヒーローファン、ニチアサファン、ホビーアニメファンにこの作品を贈ります！

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【冨岡淳広（シリーズ構成）】
思わぬ奇跡が起こりました。本作の脚本作業を終えた矢先、私は御本家の戦隊よりオファーをいただいたのです。これもまた「絆」が呼び寄せた奇跡です。
さてこの原作、あふれる戦隊愛、オモチャ愛に触れてまず思ったのは、ただのパロディにするのはもったいないと感じました。ならばアニメ化にあたっては「いかに本物らしさを出せるか」にこだわり、そこを個性にしようと考えたのです。
そこで今回、御本家ゆかりの方々にお声がけを行い、そこからさらに絆が絆を呼んで、ファンならばニヤリとするような布陣を敷くことができました。ぜひ、そのこだわりを楽しんでください。

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【丸山修二（メインキャラクターデザイン／総作画監督）】

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【谷口欣孝（プロップ・メカ・スーツデザイン）】

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【渋谷亮介（怪人デザイン）】
アニメ化おめでとうございます！
原作では断片的に描かれていた「悪の組織・秘密結社ゼツエンダー」の怪人などをデザインさせていただきました!!
アニメという事はあまり意識せず、むしろ特撮番組だと思って描かせていただきました!!!
原作、アニメの世界観に一役買うことができていれば有難いです!!!!
よろしくお願いします!!!!!!!!

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【稲田航（モンスターデザイン）】
モンスターデザインの稲田航です。
監督からは「ディティールは簡略化せず、遠慮なくカッコよくしてくれ」といううれしいオーダーのもと、楽しくデザインさせていただきました！
基本的にはヤラレ役ですが、こだわりのモンスターデザインにもぜひ注目してください！

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【小川輝晃（変身モーション監修）】
当初お話をいただいた時にはとても喜んだのですが、実際にポーズを考えていくうちに、なんというものを引き受けてしまったのだろうと頭を抱えました。
今までもいろいろなゲームキャラクターの動きを担当させていただいてはいたのですが、登場する全キャラの変身や必殺技のポーズを考えるのは初めてのことでした。確かにこれまでの変身ポーズを見返してみると、意外にシンプルなのです。真似しやすいように動きの要素を削ぎ落としながら個性を出す先輩方の職人技。改めて敬意を胸に抱きながら、なんとか仕上げることができました。
そんなキャラクターたちを、よく知った仲間たちが命を吹き込んでくれるとのこと。これほどうれしいことはありません。またひとつ、僕の代表作が増えました。楽しんでもらえるとうれしいです。

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【鈴村展弘（変身モーションディレクター）】
キズナレッドをはじめ、登場するヒーローの変身を演出しました。
アニメだけど実写のような変身の演出をという依頼を受けて、わくわくしながらコンテ割りをしました。
モーションキャプチャーとも違う、実写で撮影した物を画に書き起こすという新しくカッコいい変身シーンを楽しみにしていてください。
私も放送が楽しみです。