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ニュース 2024年8月22日(木)20:00

「チ。 ―地球の運動について―」エンディング曲はヨルシカの「アポリア」

「ヨルシカ」がエンディング曲を担当

「ヨルシカ」がエンディング曲を担当

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魚豊(うおと)氏の漫画をテレビアニメ化する「チ。 ―地球の運動について―」のエンディング曲が、2人組バンド「ヨルシカ」の楽曲「アポリア」に決定した。メンバーのn-bunaがコメントを寄せている。


【n-buna(ヨルシカ)】

1.原作・台本を読んだ時の感想
大変好きな漫画です。魚豊さんの漫画にはひゃくえむ。から続く人間的な熱がいつも潜んでいて、それがテーマと結び付いたときに爆発的な面白さが出てきます。チ。は「知る」ことへの熱を具現化したような作品なので、それとヨルシカで今作りたいものの共通項を、台本を読みながら考えました。

2.エンディングテーマに込めた想い
アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました。
歌詞に出てくる気球は、再現のない知の欲求の喩えです。気球は地表を離れて、段々と高く登っていく。気球の中から下を覗くと、地表にいた時とは違う景色、海が見えて、そこには魚の群れが白く光っている。そういう曲です。
僕の中でのチ。の解釈は「知」です。

3.ファンに向けて一言
素晴らしい原作の、その映像化に携われたことを光栄に思っています。よろしくお願いします。

n-buna(ヨルシカ)


(C)魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について—製作委員会

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原作漫画は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載され、第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか数々の賞を受賞した話題作。15世紀のヨーロッパを舞台に、禁じられた真理だった地動説を証明することに信念と命をかけた者たちの物語がつづられる。

アニメは、12歳で大学に飛び級入学した天才少年・ラファウを坂本真綾、異端審査官のノヴァクを津田健次郎、謎の学者・フベルトを速水奨が演じる。オープニングテーマは「サカナクション」が担当することが決まっている。

チ。 ―地球の運動について―」は、NHK総合テレビで10月から毎週土曜午後11時45分放送予定。

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