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ニュース 2024年9月10日(火)07:00

実写ドラマ「ウイングマン」藤岡真威人が主人公役、加藤小夏がヒロイン役 監督は坂本浩一

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漫画家・桂正和氏の連載デビュー作を実写ドラマ化する「ウイングマン」に藤岡真威人と加藤小夏の出演が決定した。ウイングマンに変身する特撮オタクの主人公・広野健太役を、特撮映画「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」で、実父である藤岡弘、が演じた本郷猛/仮面ライダー1号役を引き継いだ藤岡真威人が担当。健太は原作では中学生だったが、ドラマ版では高校2年生へと設定が改められている。加藤は、ドリムノートを消滅させるべくポドリムスからやってきたヒロインのアオイ役を務める。

監督として、「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」シリーズ、「ウルトラマン」などの特撮作品を多数手がける坂本浩一が登板する。オープニング主題歌は4人組ロックバンド「BLUE ENCOUNT」が担う。

原作は「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で1983~85年に連載されたヒーロー漫画。空想の世界に浸ってばかりいる広野健太が、書いたことを実現させる「ドリムノート」を手に入れ、その力でヒーローのウイングマンへと変身し、異次元世界「ポドリムス」の独裁者・リメルらと戦いを繰り広げる姿を描く。84年には「夢戦士ウイングマン」のタイトルでテレビアニメ化されている。実写ドラマは、原作の生誕40周年を記念して制作される。

監督・アクション監督の坂本は「仮面ライダーフォーゼ」「獣電戦隊キョウリュウジャー」「ウルトラマンギンガS」といった数々の特撮ヒーロー作品で、テレビ本編のメイン監督や劇場版の監督を務めた経歴をもつ。

「BLUE ENCOUNT」が歌うオープニング主題歌のタイトルは「chang[e](チェンジ)」に決定した。

テレビ地上波放送は10月22日深夜12時30分から、テレビ東京のドラマ枠「ドラマチューズ!」ほかでスタートする。DMM TVでは、初回のみ10月16日に先行配信が行われる。

キャスト、スタッフからのコメント全文は以下の通り。

【藤岡真威人(広野健太役)】

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広野健太役の藤岡真威人です。俳優人生の中で地上波の単独主演をやらせていただくことがひとつの大きな夢でしたので、オファーをいただけてとてもうれしかったです。
80年代の「週刊少年ジャンプ」に革命を起こした「ウイングマン」の広野健太役ということで、責任やプレッシャーを感じていましたが、期待に応えてみせるという強い気持ちで撮影に挑みました。
特撮が大好きで自作のコスチュームに身を包み毎日アクションの練習をする。そんな健太を演じるのは新鮮ですごく楽しく、少年の気持ちに戻って演じることができました。
原作ファンの方、特撮ファンの方、特撮を一度も見たことがないという方にも楽しんでいただける作品だと思います。アクションあり、感動あり、青春ありの素晴らしいドラマをぜひご堪能ください。

【加藤小夏(アオイ役)】

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アオイ役を演じさせていただきます。撮影に入る前に「原作読んできた? 悪いけど原作を忘れてやってくれ」と桂先生が仰っていました。とんでもないことを仰るじゃないですか……と思いましたが、その日からアオイが3次元にきた理由を大切にすることができました。
相棒の真威人君と大好きな共演者の皆様と猛暑やたくさんのことを乗り越えて、無事に来月の放送を迎えられること、うれしく思います。坂本監督の大人の特撮になっていると思います。ぜひご覧ください。

【坂本浩一(監督・アクション監督)
監督の坂本浩一です。これまで数々のヒーローを演出してきましたが、まさか自分が「ウイングマン」を監督できるとは!!! と、今だに驚きが隠せません(笑)。
自分は1970年生まれなので「ウイングマン」連載時は中学生。まさに直撃世代です。
自分とたくさんの共通点を持つヒーローオタクの健太に親近感をもち、魅力的なヒロイン達に魅了され、毎週ジャンプの発売日を楽しみにしていました。そして何度も実写で「ウイングマン」を見たいと夢見ていました。
多くのファンを持つ原作なので、実写化にあたり大きなプレッシャーもあります。ただ、今回は脚本開発からデザイン、造形制作やオーディションに至るまで、桂先生の指揮のもと、今の時代の「ウイングマン」を創り上げることができました。
キャストたちも原作のイメージを再現しつつも、新たな魅力を吹き込む、素晴らしい才能がそろいました。青春ドラマと特撮アクションが見事に融合された、今までになかった新しい形の作品になっていると思います。
原作ファンから、原作を知らない人たちまで、ぜひ多くの人たちに健太とアオイの成長を見守っていただけたらと思います!

【前田知樹(プロデューサー/テレビ東京 配信ビジネス局)】
1980年代の伝説的な名作を令和の時代に実写化する、そんな今回のプロジェクトの意義を考えた時に、真っ先に名前が挙がったのが藤岡真威人さんでした。実直で誠実、それでいて熱い魅力に溢れた藤岡さんの存在が、この作品に、主人公・広野健太というキャラクターに、命を吹き込んでくれました。新しい時代のヒーロー作品を、そしてその中心にいる藤岡真威人さんの勇姿を、ぜひご期待ください!
そしてアオイ役を務めていただくのは加藤小夏さん。ヒロインとしての眩しい存在感と、本格派の演技力、制作陣が思い描いたそんなアオイ像にピタリと一致したのが、加藤さんでした。加藤さんの演じる、キュートで少し大人っぽいアオイなくしてこの作品はあり得ません。
そんな魅力あふれる、これからの時代を担うキャスト陣を指揮するのは坂本浩一監督。言わずと知れた特撮・アクション界の第一人者に監督を務めていただくことを、大変光栄に思います。
キャスト陣・制作陣が一丸となり、心を込めて制作したこの作品が、ひとりでも多くの人に届いてくれることを切に願っております。放送をぜひお楽しみに!

【「BLUE ENCOUNT」田邊駿一(Vo./Gt.)(オープニングテーマ)】

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がむしゃら故に恐れるものなど無かった少年時代(あのころ)。現実という魔物に鎧を剥がされ続け、気がつけば挑むことを躊躇しそうになる大人になった自分。僕はウイングマンという作品に出会い、そんなくだらない己をぶち壊したいと思えました。本当にありがとう。今の自分の葛藤と決意がしっかり音になった気がします。健太とこの曲が物語の先でどう成長していくのか。皆さんと共に見届けていきたいです。

作品情報

夢戦士ウイングマン

夢戦士ウイングマン 3

中学一年生の広野健太は、落ちこぼれだけど自由奔放で快活な少年。自ら考えたヒーロー・ウイングマンのコスチュームに着替えて、学校の平和を守ると称しては、ドジばかりを繰り返していた。ある日、彼のもとに...

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