「デデデデ」全18話のアニメシリーズ、劇場アニメのBDボックスに収録　原作で描かれた結末を再現

(C)浅野いにお／小学館／DeDeDeDe Committee

イメージを拡大

前章と後章の2部作が公開された劇場アニメ「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」が、全18話（各話25分）でアニメシリーズ化され、映像ソフトに収録されることが分かった。ティザー映像が公開されている。

劇場アニメは、浅野氏が描き下ろしたオリジナルのラストシーンで幕を閉じたが、アニメシリーズでは原作漫画で描かれた結末が再現され、門出と凰蘭の16年後のもうひとつの世界線も描かれる。

(C)浅野いにお／小学館／DeDeDeDe Committee

イメージを拡大

アニメシリーズは、GAGA★ONLINE STORE限定で販売される劇場アニメの「ブルーレイ コンプリートBOX」に全話が収録される。同商品は、劇場アニメ全2章と特典映像に、アニメシリーズ全18話を加えたディスク6枚組。初回生産限定特典として、描き下ろしイラストを使用したアクリルボードやクリアファイル4種セットが付属する。価格は2万7280円。

原作は2014～22年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」（小学館刊）で連載された、浅野いにお氏によるSF漫画。東京上空に巨大な宇宙船「母艦」が浮かぶ異常事態が日常となってしまった世界を舞台に、女子高生の小山門出（こやま・かどで／CV：幾田りら）と、その親友である「おんたん」こと中川凰蘭（なかがわ・おうらん／あの）の青春を描く。劇場アニメは今年3月に前章、5月に後章が公開された。

ティザー映像には、凰蘭の兄・ひろし（諏訪部順一）と大学受験を控えた女子高生・ゆみんばとの出会いや、黒煙地帯に住む母娘を取材するジャーナリスト・ケイトのエピソード、母艦が爆発する“8・32”以降の荒廃した世界で暴れるロボットのバトルシーンなど、劇場アニメでは描かれなかった原作の人気シーンが収録されている。

なお、11月にアニメシリーズ全18話の一夜限定オールナイト上映イベントが開催されることも決定している。日程、登壇者などの詳細は後日公式サイトで発表予定。