2024年12月2日(月)19:00
SF人狼ゲーム「グノーシア」25年にTVアニメ化決定 ティザービジュアルとティザーPVが公開
ティザービジュアル
(C)Petit Depotto/Project D.Q.O.
イメージを拡大
「人狼ゲーム」をモチーフにした1人用SF推理ゲーム「グノーシア」がテレビアニメ化され、2025年に放送されることが決定した。ティザービジュアルとティザーPVが公開されている。
ゲーム開発集団「プチデポット」による原作は、2019年にPlayStation Vita用ソフトとしてリリースされたインディーズゲーム。Nintendo Switch、Steam、PlayStation、XBOXにも移植され、「電撃インディー大賞 2022」で第1位を受賞するなど、国内外で多くの賞を受賞している。閉鎖空間となった宇宙船内でコールドスリープから目覚めた主人公(プレイヤー)は、同じく宇宙船に乗っていた14人のキャラクターたちと議論を交わしながら、正体を偽って乗組員のなかに紛れ込んだ人類の敵「グノーシア」を投票であぶり出していく。周回プレイを前提としたゲームシステムで、各キャラクターの役割が回ごとに変わり、時には主人公がグノーシア側に回って乗組員たちをだますように立ち回ることも必要となる。また、回を重ねるうちにストーリーの謎やキャラクター設定が少しずつ明らかになっていく。
アニメ版ティザービジュアルには、ストーリーに大きく関わる人物・セツの姿が、原作ゲームにも登場した「始めようか 私たちが生き残るための、話し合いを」というセリフとともに描き下ろされている。ティザーPVは、同作の世界観をボイス付きで紹介する内容となっている。
なお、東京・渋谷PARCOでは12月15日まで、原作ゲームの発売5周年を記念したポップアップショップ「渋谷 PARCO Presents GNOSIA STORE 5 th Anniversary」が開催中。12月21日~1月5日には、愛知・名古屋PARCOでも展開される。取り扱いグッズは、1月5日までPARCOのオンラインストアでも販売される。
原作イラスト担当・ことり氏のお祝いイラスト
(C)Petit Depotto/Project D.Q.O.
イメージを拡大
プチデポット代表・川勝徹氏からのコメント全文は以下の通り。原作イラストを担当した、ことり氏によるアニメ化記念イラストも公開されている。
【 川勝徹(めづかれ)(原作・プチデポット代表)】
ありえたかもしれないもうひとつの世界線。
アニプレックスのプロデューサーが原作を喰うつもりでやると、鬼気迫る覚悟でやり切るとオファーいただいた時から、プチデポットの代表として私も覚悟を決めたアニメプロジェクトです。
具体的にはプチデポットメンバーとデザインや世界観などを集約しつつ、本件監修や内容について私が最終承認、決定を行い、アニメチーム編成の立ち上げからプロデューサーとして深く関わっています。
ゲームではなしえなかった表現と映像で、1話たりとも見逃せない驚きと面白さを目指し、アニプレックスのプロデューサーと喧々諤々の話し合いを、そしてなによりもすさまじい熱量で本作に携わってくださるクリエイター方のクオリティーに心が震える毎日です。
ゲームではプレイヤーの数だけ無数のドラマがあるように、アニメの世界線では意志を持った主人公が存在します。幾多の可能性の中からひとつを紡ぎ、グノーシアの世界で駆け抜ける主人公の姿を、どうか最後まで見届けて欲しいと思います。
プチデポット代表として、もう一度グノーシアを、プロデュースの地獄を、本作に関わる全ての方々と困難を乗り越えて星の世界をつかむ覚悟で挑みます。どうぞご期待ください。
フォトギャラリー
フォトギャラリーへ
関連するイベント情報・チケット情報はありません。