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ニュース 2025年3月30日(日)21:00

オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットをジョン・ファブロー監督がハイブリッド形式でドラマ化

オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット

オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット

Photo by LMPC via Getty Images

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「アイアンマン」でマーベル・シネマティック・ユニバースの基盤を築き、「マンダロリアン」でスター・ウォーズ新時代を切り拓いたジョン・ファブロー監督が、ディズニーの原点に光を当てる。米Deadlineによると、ファブロー監督はミッキーマウスの前身として知られるオズワルド・ザ・ラッキー・ラビットを主人公とする新シリーズをディズニープラス向けに開発中だという。

ファブロー監督は脚本と製作を担当し、実写とアニメーションを融合させたハイブリッド形式で物語を紡ぐという。

オズワルドは1927年、ウォルト・ディズニー本人が手がけた短編アニメーション「トロリー・トラブルズ」で初登場。その後2年間で25本以上の短編が制作され、当時のアニメーション黄金期を支えたキャラクターだった。しかし1928年、契約上の問題からディズニーはオズワルドの権利を失う。この苦い経験がきっかけとなり、ウォルト・ディズニーは自社で完全に権利を保持できる新キャラクター「ミッキーマウス」を創造することになった。

長らく「失われたキャラクター」として映画史に名を残していたオズワルドだが、2006年に驚くべき形で故郷に戻ってきた。ディズニーはNBCユニバーサルとの異例の取引で、ABCスポーツの人気キャスター、アル・マイケルズをNBCに移籍させる代わりにオズワルドの権利を取り戻したのである。

新シリーズの詳細は明らかにされていないが、原作の設定を踏まえた「生意気で自己中心的なウサギ」の新たな冒険が描かれると予想される。2027年にはオズワルド生誕100周年を迎えることから、この記念すべき節目に合わせた企画である可能性が高い。

「マンダロリアン」でディズニープラスの黎明期を支えてきたファブロー監督は、現在その映画版「マンダロリアン・アンド・グローグー(原題)」も手がけている。

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