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ニュース 2025年3月25日(火)21:00

STUDIO4℃制作「Future Kid Takara」関西万博で世界初披露 主人公・タカラ役に梶裕貴 特報映像など公開

ポスタービジュアル&特報映像も公開

ポスタービジュアル&特報映像も公開

(C)Beyond C./Future Kid Takara 製作委員会

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環境教育に特化して製作された完全オリジナルショートアニメ「Future Kid Takara(フューチャーキッド タカラ)」を世界初公開するワールドプレミアが、9月25日に大阪・関西万博のEXPOホール「シャインハット」で開催されることが決定した。主人公のタカラ役を声優の梶裕貴、サラ役を子役の吉田帆乃華が務めることも明らかになり、特報映像とティザーポスターが公開された。

地球温暖化や気候変動について学べる同作は、劇場アニメ「海獣の子供」「映画 えんとつ町のプペル」のSTUDIO4℃が、NHKエンタープライズとタッグを組んで手がける各話5分(全11話)の短編作品。2100年からタイムワープしてきた未来の子ども・タカラが、現代を生きる子ども・サラやその仲間たちと⼀緒に、温暖化の影響を受けた地球を探険しながら気候危機を解決するためのヒントを学び、自らアクションを起こしていくことを決意する姿を描く。学校教材として授業に活用するためのワークシートも開発予定。

ワールドプレミアは、当日の万博入場者が無料で観覧可能。万博公式サイトからの事前予約が必要で、6月25日~7月24日、8月25日~9月17日に申し込みを受け付ける(応募多数の場合は抽選)。

映像初公開となる特報映像では、サラがタカラのマシーン「ランフォ」に乗り、温暖化の影響が出ている地球に探険に出る姿が、実写映像を交えて映し出されている。ティザーポスターには、サムズアップするタカラの姿と、ランフォが地球の周りを飛ぶ様子が描かれており、「この美しい地球を未来につなげるために」というメッセージが添えられている。

キャスト、スタッフからのコメント全文は以下の通り。


(C)Beyond C./Future Kid Takara 製作委員会

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梶裕貴(タカラ役)】
このたび、タカラの声を担当させていただきます、梶裕貴です。
日本が誇る文化であり、これからの未来を担うアニメーションというコンテンツ。今回、大阪・関西万博で初公開されるオリジナルアニメに、声優として参加させていただけたことを心から光栄に思っております。
演じさせていただいたタカラは、未来から来た子ども。まさに、好奇心とエネルギーに満ちた子どもたち=宝物のような輝きを持ったキャラクターです。描かれているドラマに対し、ピュアな気持ちを持って、真正面から向き合いました。
幅広い世代に響くであろう本作。公開をどうぞ楽しみにお待ちください!


【吉田帆乃華(サラ役)】
サラはポジティブな女の子で「そのままの自分でやってください」と言っていただいたので安心しましたが、収録はやっぱりすごく緊張しました。
今まで環境問題についてあまり気にしたことがなくて、しっかり考えたことがありませんでした。ただ、「暑いなぁ」と思っていただけでした。地球を守るために自分たちにできることは何か。今、学校の授業一環で食品ロスの勉強をしているので、環境問題についてもみんなで意見を出し合ってみたいと思いました!
この作品を見ていただき、環境問題を知って、⼀緒に考えていきたいです!


【田中栄子(STUDIO4℃)(企画プロデューサー)】
2100年から来た「未来の子どもタカラ」とその仲間たち。この愛しいキャラクターは、キックスターターというクラウドファンディングによって開発がスタートしました。賛同してくださった方々に心より感謝します。
今回、まずは地球温暖化について学べる5分サイズのアニメとして子どもたちに届けることが決まり、科学者や
教育の専門家から助⾔を受け、NHK エンタープライズと共に作り上げてきました。ファンタジーでありながら価値あるメッセージを提唱できる作品となっています。
本作品の監督・佐野雄太氏がアニメの監督を目指した一番の理由は、アニメーションの力は世界を変えることができると信じたからです。この作品が子どもたちの、そして世界の人々の意識を少しでも変えることができたなら、こんな素晴らしいことはありません。未来の地球のためにこの作品を捧げたいと思います。


【堅達京子(NHK エンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー)(企画プロデューサー)】
私は長年、気候危機を伝え、解決策を訴えるドキュメンタリーを制作してきました。このプロジェクトは、2021年放送のNHK スペシャル「2030未来への分岐点」にSTUDIO4℃の田中栄子社長が共感してくださったことから始まりました。
「今ならまだ間に合う! 未来は変えられる!」日本が誇るアニメの力を使って、子どもたちにその思いを伝えられないか。報道出身の私にとってアニメは初挑戦。いっぽう、田中社長は「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」でプロデューサーを務め、その後、STUDIO4℃を設立し「海獣の子供」や「映画 えんとつ町のプペル」など子どもたちの心に届く作品を作り続けてきた方です。
この出会いで、業界の垣根を越えたスペシャルチームが結集。試行錯誤の末に、ワクワクするアニメに、今の地球で起きている異常気象や気候危機解決への取り組みを紹介する映像を組み合わせた、ユニークでインパクトのある作品が生まれました。
この美しい地球を未来につなげるために、ひとりでも多くの子どもたちに届くよう願っています。

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