スマートフォン用ページはこちら
ホーム > ニュース総合 > 「君たちはどう生きるか」金曜ロードショーで5月2日初放送 「紅の豚」&ジブリ特番も放送

ニュース 2025年4月30日(水)12:00

「君たちはどう生きるか」金曜ロードショーで5月2日初放送 「紅の豚」&ジブリ特番も放送

ついに初放送!

ついに初放送!

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

宮﨑駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」が、5月2日に日本テレビ系「金曜ロードショー」で地上波初放送される(ノーカット放送・放送枠45分拡大)。翌週5月9日には「紅の豚」も放送される。

風立ちぬ」以来、10年ぶりに宮﨑監督が生み出した本作は、「先入観なしで映画を楽しんでほしい」という思いから、公開までポスタービジュアル以外、一切の情報が明かされなかったことでも注目を集めた。2023年7月に公開されると大ヒットを記録し、同年12月には全米公開され、週末興行ランキング1位を獲得した。第96回アカデミー賞では長編アニメーション映画部門賞を受賞し、2度目のオスカーを獲得。第81回ゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞にも輝き、世界興行収入はスタジオジブリ作品の中で1番の成績となった。

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

従来のジブリ作品では、明るく元気な少女や、正義感の強い少年を中心に描かれることが多かったが、本作では今までの宮﨑監督作品では描かれてこなかった主人公像に挑戦。“心の中に、複雑な感情を抱えながら生きる少年”として登場する眞人は、宮﨑監督自身の少年時代の記憶を参考に描かれ、両親との関係性の悩みや、自分の感情への戸惑いなど、誰しもが多かれ少なかれ経験する心の葛藤をもつ。多感な時期の等身大の少年・眞人が青サギに導かれ、もうひとつの世界に迷い込み、生と死が混然一体となった世界を巡る物語が紡がれる。

(C) 1992 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NN

イメージを拡大

5月9日放送の「紅の豚」は、当初、日本航空の機内上映用の短編アニメーションとして企画されたもの。「風の谷のナウシカ」以来、長編の劇場アニメーションを作り続けてきた宮﨑監督は、スタッフのリフレッシュも兼ねて気楽な小品を作りたいと考えていたという。原案は宮﨑監督自身が模型雑誌に発表した漫画「飛行艇時代」。趣味のつまった原案からストーリーを練るうちに、構想が膨らみ劇場公開作品となった。

イメージを拡大

君たちはどう生きるか」の初放送を記念して、4月29日午後3時55分からジブリ特番の放送も決定(※関東と一部地域で放送)。作品のあらすじや個性豊かなキャラクターを映画の映像を交えて紹介するとともに、これまでの宮﨑監督の足跡を振り返り、「君たちはどう生きるか」の魅力に迫る。番組内では、眞人役の声を務めた山時聡真が、愛知県長久手市の「ジブリパーク」を訪問。スタジオジブリ作品の世界を体験できる公園施設で、展示や貴重な資料を巡る。

詳しい作品情報と放送スケジュールは以下の通り。


◆「君たちはどう生きるか」(23)

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

<放送日>

5月2日午後9~11時39分
※初放送・ノーカット放送(放送枠45分拡大)

<スタッフ>

脚本・監督:宮﨑駿
音楽:久石譲

<あらすじ>

舞台は、第二次世界大戦中の日本。主人公の少年・眞人は、火事で最愛の母親を失い、父と共に東京を離れ、疎開先の大きな屋敷に引っ越す。しかし、新しい環境になじめず、複雑な感情を抱える眞人は、屋敷で出会った不思議な青サギに導かれ、大伯父が建てた古い塔へと向かい、もうひとつの世界へ迷い込む。その世界で出会ったのは、漁師の女性キリコ、火を操る謎の少女ヒミ、そして眞人を追う奇妙なインコたち。やがて眞人は大伯父と出会い世界の秘密を知ることになる。

<登場キャラクター>※カッコ内は声の出演

●眞人(山時聡真

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

第二次世界大戦中に母親を火事で亡くし、父親と共に東京を離れ疎開。新しく母親となったのは、母の妹の夏子。複雑な感情を抱えながら、さらに新しい学校にもなじめず、孤立し、自傷してひきこもる。そんな眞人の前にあらわれた謎の青サギとの出会いをきっかけに、もうひとつの世界へと足を踏み入れることになる。

●青サギ・サギ男(菅田将暉

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

青サギと人間の姿を行き来する謎の男。悩む眞人の前に突如現れ、もうひとつの世界へと導く、謎につつまれた存在。ひょうひょうとして捉えどころのない性格で、眞人を翻弄する。

●勝一(木村拓哉

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

眞人の父親。火事で妻を亡くし、眞人と共に疎開。軍需工場を経営しており、多忙な日々を送っている。非常に息子思いだが、眞人の悩みを汲んでやることができずにいる。

●夏子(木村佳乃

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

眞人の亡くなった母親の妹で、父親の再婚相手。眞人にとっては叔母でありながら、今は新しい母親という立場の女性。明るく優しい夏子だが、眞人は複雑な感情を抱き、心を開くことが出来ずにいる。

●キリコ(柴咲コウ)

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

もうひとつの世界で、漁師として巨大な魚を捕っている女性。墓所へと続く黄金の門をくぐってしまった眞人を厳しくも優しく誘う。

●ヒミ(あいみょん

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

眞人が迷い込んだもうひとつの世界で出会う少女。火を操る不思議な力を持つ。活発で芯の強い性格で、危ない目に遭う眞人を助け、行動を共にする。

●大伯父(火野正平)

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

眞人の母の大伯父で、屋敷の塔を建てたが、本を読みすぎて姿を消したと言われている。

●7人の婆々(大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子ら)

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

眞人が疎開した先の屋敷に仕える7人のおばあちゃんたち。眞人を導いたり、助言を与えたり、とても頼りになる。それぞれ背丈や性格が違う。

●ワラワラ(滝沢カレン)

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

小さな白い生き物。月の輝く夜にふわふわと天へ昇っていく。

●インコ大王(國村隼)

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

もうひとつの世界でインコマンたちを率いる王。大伯父と会談し、帝国と呼ぶもうひとつの世界を統治しようとしている。

●インコマン

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

もうひとつの世界に登場する、インコの姿をした奇妙で少しユーモラスな生き物たち。眞人を群れで追いかけてくる。王様のようないでたちのインコマンも……?


◆「紅の豚」(92)

(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

イメージを拡大

<放送日>

5月9日午後9時~10時54分
※ノーカット放送

<スタッフ>

脚本・監督・原作:宮﨑駿
音楽:久石譲

<声の出演>

森山周一郎、加藤登紀子、岡村明美、桂三枝(現:桂文枝)、上條恒彦、大塚明夫ほか

<あらすじ>

舞台は、1920年代後半のアドリア海。「飛ばねぇ豚は ただの豚だ」。かつては空軍のエースパイロットだった男、ポルコ・ロッソ。彼は自分に魔法をかけて豚の姿に変えたが、その卓越した操縦技術と、愛機に込めた情熱は今も健在。空賊を相手に賞金稼ぎとして活躍していた。ポルコに対抗すべく空賊たちが雇ったのは、ポルコに勝って有名になろうとする野心をもったアメリカ人パイロットのカーチス。ライバルとの一騎打ち、そして、アドリア海の美しい風景の中でヒロイン・ジーナとの大人の恋が繰り広げられる。

映画のことなら映画.com

フォトギャラリー

  • ついに初放送!

フォトギャラリーへ

特集コラム・注目情報

  • 新着イベント
  • 登録イベント

Check-inしたアニメのみ表示されます。登録したアニメはチケット発売前日やイベント前日にアラートが届きます。