「ヒロアカ」原画展、5つのエリアの展示詳細が明らかに　等身大“黒デク”フィギュアも展示【写真多数】

(C)堀越耕平／集英社

6月21日～8月31日にCREATIVE MUSEUM TOKYOで開催される「堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』原画展」東京展の展示詳細が発表された。

「僕のヒーローアカデミア」は、2014～24年に「週刊少年ジャンプ」（集英社刊）で連載された、堀越耕平氏によるヒーローアクション漫画。「個性」と呼ばれる特殊能力が一般化した世界を舞台に、ナンバーワンヒーロー・オールマイトから、個性「ワン・フォー・オール」を受け継いだ主人公・緑谷出久（通称：デク）が、ヒーロー養成の名門校・雄英高校に入学し、志をともにする仲間たちと切磋琢磨し合いながら、「敵（ヴィラン）」の脅威に立ち向かっていく姿を描く。16年にスタートしたテレビアニメは24年までに7期が制作されている。現在はスピンオフ漫画を原作とする「ヴィジランテ‐僕のヒーローアカデミア ILLEGALS‐」が放送中。

同展では、堀越氏の直筆原稿やデジタル原稿の制作過程で生まれた資料などを、堀越氏自身の解説とともに展示。テーマごとに分けられた5つのZone（展示エリア）で「ヒロアカ」10年の軌跡を体感できる構成となる。

Zone 1「『架空（ゆめ）』は『現実』に。」では、物語のスタートから「全面戦争」までの事件や学校行事を通してヒーローたちが成長していった歩みを、直筆原稿とともに振り返る。堀越氏が制作当時の心境などを明かす特別解説も公開される。

展示イメージ

(C)堀越耕平／集英社

Zone 2「『ヒーロー飽和社会』の終焉。」では、「第二次決戦」直前までの原画を展示。デジタル作画による完成原稿だけでなく、創作の過程で生まれた直筆の資料も多数公開される。また、堀越氏による描きおろしスケッチをもとに製作する等身大“黒デク”フィギュアを展示し、その3Dモデリングデータも初公開される。

“黒デク”3DCG データ（1）

(C)堀越耕平／集英社

“黒デク”3DCG データ（2）

(C)堀越耕平／集英社

堀越耕平氏による描きおろしラフスケッチ

(C)堀越耕平／集英社

Zone 3「ヒーローと敵（ヴィラン）、最後の戦い。」では「第二次決戦」の戦禍をパノラマ空間で表現。埋もれた瓦礫の中で、ヒーローと敵（ヴィラン）の最終決戦を、堀越氏の解説とともに振り返る。

展示イメージ

(C)堀越耕平／集英社

Zone 4「繋ぎ、紡がれる想い。」では死柄木弔、AFO（オール・フォー・ワン）との死闘の決着を展示。堀越氏によるキービジュアル「ヒーローVS 敵（ヴィラン）」の特大パノラマフォトスポットも設置される。

展示イメージ

※画像はイメージ
(C)堀越耕平／集英社

Zone 5「少年少女たちが取り戻した“日常”の記録。」では、単行本最終巻に収録された描きおろしエピソード「No.431」の線画原稿を特別公開する。

物販コーナーでは、東京展の内容を凝縮し、堀越氏へのロングインタビューも掲載した公式図録（2970円）をはじめとするオリジナルグッズを販売。会場限定で等身大“黒デク”フィギュアをもとにした1／7スケールフィギュアの受注販売も行われる。“黒デク”フィギュアの製作関係者からのコメント全文は以下の通り。

【WATANABE × REN（原型）】

【“黒デク” 製作者】原型師：WATANABE×REN

(C)堀越耕平／集英社

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今回は、代表しましてクリエイティブディレクターWATANABE（渡辺雄介）がコメントさせていただきます。まず、堀越さんが描いてくださった絵を第一に考え、その上で、フィギュア（立体物）として表現するために、我々のこれまでの経験を最大限活かしました。
会場でこの1／1フィギュアと対峙した時、みなさまそれぞれに見えてくる、聴こえてくる景色がきっとあるはず。そんな想いを込め、たくさんの方のご協力のもと鋭意製作中です。
漫画、アニメ、グッズなど。どの世界でも出久たち、キャラクターはそこで生きています。それを、この 1／1フィギュアから感じていただければ幸いです。楽しみにしていてください！
さらに向こうへ！　Plus Ultra！

【株式会社 BANDAI SPIRITS】
すばらしい企画に関わらせていただいたことに感謝しております。
堀越先生が描いてくださった“黒デク”の雰囲気を会場に来てくださったお客様、そしてフィギュアを手に取ったお客様に感じていただけるように、多くの方にご協力をいただいて製作中です！　楽しみにお待ちください！