2025年4月22日(火)12:00
【今夜放送】「天久鷹央の推理カルテ」実写ドラマ版・橋本環奈&アニメ版・佐倉綾音が対談で意気投合 初回放送に佐倉がゲスト出演
橋本環奈が主演する新ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」が、4月22日からテレビ朝日系で放送スタートする。ドラマで天久鷹央役を演じる橋本と、現在放送中のアニメ版で同キャラクターの声を務める声優の佐倉綾音の特別対談が公開された。
原作は、映画「仮面病棟」やドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」「となりのナースエイド」など、自著が次々と実写化されているベストセラー作家の知念実希人氏の同名シリーズ。
本作は「医療版シャーロック・ホームズ」ともいわれ、天才医師にして、名探偵――驚異の知能を誇る診断医・天久鷹央(橋本)が、内科医・小鳥遊優(三浦)とバディを組み、超越した頭脳&医師としての圧倒的な知識と洞察力を武器に、謎多き病状や殺人事件、超常現象までを鮮やかに解決していく。
橋本と佐倉の初対談では、共通の友人である浜辺美波とのエピソードや、10年以上前のニアミスも明らかになり、2人はすっかり意気投合。ドラマ版の初回拡大スペシャルに、佐倉がゲスト出演することも決定した。佐倉がドラマに俳優として出演するのは「王様戦隊キングオージャー」(23~24)以来となり、鷹央がドラマの中で初めて診断を下す患者の娘役で登場する。「声優だし、恥ずかしいので(笑)、普段はあまり顔出しのお仕事を受けることがないんです」という佐倉だが、「今回は恥ずかしいな、緊張するなという思いを通り越して、とてもワクワクするコラボレーション! もし何か自分にできることがあるなら、頑張ってみようと思いました」と語った。
橋本と佐倉の対談全文は、以下の通り。
――まずはアニメ版とドラマ版、それぞれの天久鷹央の魅力はどこにあると思いますか?
橋本:私はもともと原作が好きで、アニメ版も毎週楽しみに拝見しているんです。とにかく佐倉さんが演じられている鷹央のキャラクターが大好きで! 強い個性はもちろん、人とのコミュニケーションに対する苦手意識など、鷹央の人間らしさがすごく感じられる声色に、ぐっと心を持っていかれました。
特に小児科病棟のエピソード「天使の舞い降りる夜」では、落ち込む鷹央の様子に感情移入して、めちゃくちゃ泣いてしまったんです。佐倉さんの鷹央を真似しようと思っても、きっとできないと思うので、今はただただ視聴者として普通に楽しんで観ちゃってます(笑)。
佐倉:うれしい! 私は、橋本さんが鷹央役だと発表された瞬間、きっと完璧だなと思ったんです。そうしたら、予想をさらに超えてくる解禁ビジュアルも発表されて! 原作小説の表紙やアニメのキャラクター原案を手掛ける、いとうのいぢ先生のイラストから実写化AI生成した!?と思うくらい、理想的な3次元の鷹央像が展開されていて、アニメチームのみんなと一緒に驚きました。今もあの……(ソワソワした様子で橋本を見ながら)めちゃくちゃ見てしまう感じと、恥ずかしくて見られない感じがせめぎ合ってます。
橋本:2人とも鷹央と一緒で、ちょっと目を合わせきれていないところがありますよね。
――お2人は今日が初対面とのことですが……。
佐倉:橋本さんのことは常々、共通の友人である浜辺美波ちゃんをはじめ、いろんな人から聞いていたんですよ。なので、以前からお会いしてみたいなと思っていたんです。
橋本:実は私、佐倉さんと会えることが分かった途端、みーちゃん(=浜辺)にLINEしました!
佐倉:私もLINEしました(笑)。「緊張するなぁ」と送ったら、「大丈夫だよ」と。
橋本:私も言われました! 「緊張するんだけど、普通に」って言ったら、「面白いから大丈夫」って。
――今日まで、お互いにどんな印象を持っていらっしゃいましたか?
橋本:声優さんの業界に疎い私でも「あの!?」というくらい、佐倉さんは本当に有名な方。私も時々ナレーションやアフレコをするのですが、そのたびに“声だけで表現することと感銘を受けていました。
素の佐倉さんも、お会いするまでの印象通り、すごく素敵で優しそう! ただ、みーちゃんが「面白い」と言っていましたから。ということは……もっと話すと、変わったところも出てくるのかな(笑)?
佐倉:まぁ今、猫は被ってますよね。だって、好きになってほしいから(笑)。
橋本:猫を被っていない部分も気になります(笑)。
佐倉:実は……初対面だと言いましたけど、ちょっとだけ嘘をついていまして。橋本さんが鷹央を演じると知った瞬間に思い出したんですけど、10年以上前に私、橋本さんがある映像の中で歌っていた歌を、吹き替えで担当したことがあるんです。
橋本:(当時を思い出して)あ~! うわっ、懐かしい!
佐倉:なので、本当は声の収録の直前、橋本さんが撮影されているところを少しだけ、一方的にお見かけしていたんです。今日は本物にやっとここまで近づけて、うれしいです。
橋本:こちらこそ、うれしいです! もっと仲良くなれるよう、みーちゃんに連絡して、プライベートで一席セッティングしてもらいます(笑)。
――この機会にぜひ、お互いに聞いてみたいことはありますか?
佐倉:あります! 私、人間に興味津々すぎて、人間のことをずっと考えてるんですよ。
橋本:えっ、面白い! 今ちょっと“面白い人”の片鱗が見えましたね(笑)。
佐倉:まず、役者さんと声優で全然違うのが、セリフ覚えだと思うんです。そもそも、脳の構造が違うんじゃないかな、と。声優は台本を手放すと、本当に何もできなくなってしまうんですけど、俳優さんは現場に台本を持ってこない方もいるくらい、一通り頭に入っていらっしゃるものじゃないですか。もう聞かれ飽きていると思うんですけど、どうやって覚えるんでしょうか?
橋本:シーンにもよるんですけど、日常会話とかだと、台本を写真のような感じで頭に入れます。
佐倉:出た! 天才はだいたい、これを言います!
橋本:そんなことないです(笑)。あと、今回は特に医療用語で難しい漢字やカタカナが多いので、そこはもうひたすら暗記だな、と。時間を見つけては繰り返し、ブツブツと言って覚える感じですね。
佐倉:相手のセリフも、順序やキッカケを含めて全部覚えるんですか?
橋本:大枠は覚えてます。出演者の人数が多かったり、パンパンパンッとリズム感のあるお芝居だと、難しかったりしますけど……。ちなみに、佐倉さんは監督からOKが出ても、自分で納得がいかなかったら、「もう一回やっていいですか?」って言えますか?
佐倉:現場によりますね。ただ、「あれ? ちょっと声がひっくり返っちゃったけどなぁ」と思っても、オンエアを見ると、逆にそのひずみがリアリティーをもたらしていて、すごくいいこともあるので。最近は「人がOKだと言ってるから、いいや」というフェーズに突入しました。
橋本:なるほど、面白い! まだまだ、ずっと話していたいです!!
対談動画は、TVerや番組公式SNSで公開中。「天久鷹央の推理カルテ」は、4月22日より毎週火曜午後9時からテレビ朝日系で放送。初回は拡大スペシャルとなる。
【第1話 あらすじ(4月22日放送)】
天医会総合病院の統括診断部に、元外科医の内科医・小鳥遊優(三浦翔平)が派遣されてきた。各科で「診断困難」と判断された患者が集められる統括診断部の部長を務めるのは、同院の院長・天久大鷲(柳葉敏郎)の姪で、副院長でもある天久鷹央(橋本環奈)。唯一無二の個性をもつ鷹央の言動は、姉である事務長・天久真鶴(佐々木希)を除いて誰も制御できず、研修医の鴻ノ池舞(畑芽育)も「天久鷹央劇場」と評するほど。
この日も小鳥遊のことを初対面にもかかわらず「小鳥」呼ばわりし、無邪気にぞんざいな態度を取る鷹央に、小鳥遊はあ然とする。しかし、鷹央は驚異の診断能力を誇る天才ドクターで、小鳥遊はその能力に舌を巻く。
そんな時、トラック運転手・香川昌平(塚地武雅)が交通事故を起こし、救急搬送されてくる。ドーナツを食べた直後に手が震え、意識を失ったという。彼が口にしたのは、農薬混入事件や、消費者の集団嘔吐事件が相次ぐ会社のドーナツだった。しかし、いくら検査しても体に異常は見当たらないどころか、事故車内で回収したドーナツからも毒物は検出されない。この難攻不落の病状の原因究明に、鷹央と小鳥遊が挑む。
作品情報
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天医会総合病院、統括診断部。ここには他の医師が「診療困難」とした患者たちが集められる。さらには、警察すら手に負えない原因不明の「殺人」や「謎」も……。天才医師・天久鷹央が解き明かす、摩訶不思議な...
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