漫画「うるわしの宵の月」TVアニメ決定、26年1月放送開始　滝口宵役に一宮麗、市村琥珀役に鈴木崚汰

ティザービジュアル

(C)やまもり三香・講談社／うるわしの宵の月製作委員会

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恋愛青春漫画「うるわしの宵の月」がテレビアニメ化され、2026年1月からTBS系全国28局ネットで放送を開始することが決定した。滝口宵役を一宮麗、市村琥珀役を鈴木崚汰が務める。ティザービジュアル、メインスタッフが公開されている。

実写映画化もされた「ひるなかの流星」で知られるやまもり三香氏が「デザート」（講談社刊）で連載中の原作は、容姿端麗かつスマートなふるまいで「王子」と呼ばれる女子・宵と、同じく「王子」とあだ名される先輩男子・琥珀が繰り広げるラブストーリー。単行本は最新第9巻が5月13日に発売される。

原作書影

(C)やまもり三香・講談社／うるわしの宵の月製作委員会

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一宮演じる宵は、困っている人を放っておけない性格だが、真面目すぎるあまり少々天然な一面もある高校1年生の少女。鈴木が担当する琥珀は、軽薄な印象だが時として真剣な表情を見せる高校2年生で、偶然出会った「もうひとりの王子」である宵に興味をもって積極的にアプローチをかけるという役どころだ。ティザービジュアルには、2人の「王子」が並び立つ様子が描かれている。

滝口宵　CV：一宮 麗

(C)やまもり三香・講談社／うるわしの宵の月製作委員会

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市村琥珀　CV：鈴木崚汰

(C)やまもり三香・講談社／うるわしの宵の月製作委員会

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監督には「リコリス・リコイル」（副監督）の丸山裕介が抜てきされ、シリーズ構成を「殺し愛」の久尾歩、キャラクターデザインを「君は放課後インソムニア」の福田裕樹が務める。アニメーション制作は「花野井くんと恋の病」のイーストフィッシュスタジオ。

キャスト、原作者からのコメント全文は以下の通り。

【一宮麗（滝口宵役）】

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Q1.本作の魅力をお聞かせいただけますでしょうか。
繊細な心理描写が美しく描かれている点が、この作品の大きな魅力だと思います。
琥珀先輩と出会ってから、宵ちゃんの心のなかには常に「市村琥珀」の存在があり、そんな自分自身にも琥珀先輩にもドギマギしてしまう。宵ちゃんの心の動きがひしひしと伝わってきて、その繊細さに時に温かさを感じ、時に切なさを覚えました。
初恋特有の甘酸っぱさが詰まった作品で、胸が締め付けられるような感覚を味わいました。

Q2.キャラクターを演じるにあたっての意気込みを教えていただけますでしょうか。
一見、彼女の美しさに圧倒されがちですが、その内面はとても真面目で、優しくて、不器用な一面もあります。
相手との関係を真摯に築こうとする真面目さから、心の中でたくさんのことを考えて悩んでしまう。何度も揺れ動く彼女の心、そして宵ちゃんのなかに、私のなかに浮かぶ先輩への想いを大切にしながら演じられるよう全力を尽くします！

【鈴木崚汰（市村琥珀役）】

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Q1.本作の魅力をお聞かせいただけますでしょうか。
やまもり先生が描く絵の美しさはもちろんのこと、高校生の絶妙な心の機微が細やかに紡がれていると感じています。
相手への興味や疑念が湧く瞬間や、自分とはどういう存在なのかを見つめていく過程が自然で、共感を覚えます。
と、まぁ難しい言葉色々使ってみましたが、とにかく宵ちゃんは美しくて可愛いし琥珀はちょっとアブナイ感じがしてかっこいいです!!

Q2.キャラクターをを演じるにあたっての意気込みを教えていただけますでしょうか。
僕自身、いわゆる少女漫画が原作のアニメーションに出演することが初めてで、また、出演してみたいと常々思っていました。
絶賛アフレコ中なのですが、繊細に言葉を紡いでいくことに難しさを感じつつも、表現者冥利に尽きる貴重な機会をいただけたことに喜びを感じています。
琥珀のかっこよさだけではない、不安定さを表現できるように模索しています。

【やまもり三香（原作）】
このようなコメントを綴らせていただけるとは夢のようです。
わたし自身もアニメが好きで、ときどき拝見させていただいておりますが、普段何気なく見ている映像は、制作に携わるクリエーターの皆さまの努力と苦労の賜物なのだと知りました。
アニメになることで、誌面だけでは感じることができない本作の新たな一面を目の当たりにできることを私も楽しみにしております。