2025年5月14日(水)19:00
ミュージカルスターを目指す少女たちの光と影 志村貴子「淡島百景」マッドハウス制作で26年放送
アニメ化決定が報じられていた志村貴子氏の青春漫画「淡島百景」(太田出版刊)が、テレビアニメとして2026年に放送される運びとなった。アニメーション制作を「葬送のフリーレン」「チ。 ―地球の運動について―」のマッドハウスが担当。ティザービジュアルとウルトラティザー映像、原作者・志村氏のコメントイラストが公開されている。
原作は、華やかさの裏で苛烈な競争が繰り広げられる淡島歌劇学校を舞台として、全国から集まってきた少女たちの光と影を、時代を超えたオムニバス形式で描く青春群像劇。ミュージカルスターに憧れて入学した新入生の田畑若菜、親友の思いを背負って学び続ける寄宿舎寮長の竹原絹枝、圧倒的な存在感を放つ特待生の岡部絵美、絵美に憧れ、妬む伊吹桂子とその家族――さまざまな少女たちの思いが交錯し、ゆるやかにつながっていく。2011~24年に「Ohta Web Comic」ほかで連載され、15年の第19回文化庁メディア芸術祭ではマンガ部門の優秀賞に選ばれている。単行本は全5巻。
ティザービジュアルには淡島歌劇学校の校舎へと向かう少女たちの後ろ姿が描かれており、ウルトラティザー映像には物語の舞台となる校内の情景が収録されている。
メインスタッフは「山田くんとLv999の恋をする」を手がけた顔ぶれが再集結。浅香守生監督のもと、キャラクターデザインを濱田邦彦、シリーズ構成を中西やすひろが担当する。
スタッフからのコメント全文は以下の通り。
【浅香守生(監督)】
光と影。過去と未来。成功と挫折。
これらは相反するように見えて実は隣り合わせの言葉。
この作品に関わって強く感じます、生と死さえもまるで旧友のよう。
悔いがあってもなくてもすべて通ってきた道。
あなたの夢はなんですか?
叶えた人も叶わなかった人も、すべての人に「淡島百景」
【濱田邦彦(キャラクターデザイン)】
キャラデで志村貴子さんの巧みで達者な絵を吸収できるのはとても幸運なことです。
演出面は浅香監督に全て任せて原作の絵の魅力をアニメでは難しいですが、どこまで再現できるか挑戦します。
又志村さんを知らない人にも魅力が伝わりファンがたくさん増える、そんな作品をがんばって作りたいです。
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