癒やし系ファンタジー「魔王の娘は優しすぎる!!」26年にTVアニメ化　久野美咲の主演で大橋彩香、大塚明夫も出演

ティザービジュアル

(C)坂本遊也・白泉社／「魔王の娘は優しすぎる!!」製作委員会

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癒やし系ファンタジーコメディ漫画「魔王の娘は優しすぎる!!」が、2026年にテレビアニメ化されることが決定した。ドゥ役を久野美咲、ジャヒー役を大橋彩香、アーリマン役を大塚明夫が担当することが明らかになっており、ティザーPVとティザービジュアルが公開されている。

原作は、坂本遊也氏が白泉社のウェブ漫画サイト「ヤングアニマルWeb」で連載中。残虐非道と恐れられる魔王の娘・ドゥが、その優しくまっすぐな心で、邪悪こそが正道とされる世界を少しずつ変えていく姿を描く。単行本最新第6巻は6月27日に発売。

ドゥ（CV：久野美咲）

(C)坂本遊也・白泉社／「魔王の娘は優しすぎる!!」製作委員会

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久野演じるドゥは、魔王の娘だが困っている人を放っておけない優しい心の持ち主。大橋が演じるジャヒーは、ドゥを立派な魔族へと導くべく教育係を買って出た魔王の側近、大塚が担当するアーリマンはドゥの父親で、世界中から恐れられる魔界最強の魔王だが、娘のことになると親バカになって侵略どころではなくなってしまうという役どころだ。また、ナレーションを「北斗の拳」の千葉繁が務める。

ジャヒー（CV：大橋彩香）

(C)坂本遊也・白泉社／「魔王の娘は優しすぎる!!」製作委員会

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アーリマン（CV：大塚明夫）

(C)坂本遊也・白泉社／「魔王の娘は優しすぎる!!」製作委員会

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監督の太田雅彦とシリーズ構成のあおしまたかしは、「干物妹！うまるちゃん」や「しかのこのこのここしたんたん」を手がけたタッグ。キャラクターデザインは「くまクマ熊ベアー」の中野裕紀、制作は「くまクマ熊ベアー」「異世界ゆるり紀行 子育てしながら冒険者します」のEMTスクエアードが担当する。

ティザーPVの前半では、千葉によるナレーションにのせて魔王アーリマンが暴虐の限りを尽くす様子が映し出される。後半では、今回キャストが発表された3人のキャラクターがボイス付きで登場し、ドゥの天真爛漫な心に翻弄されるアーリマンやジャヒーの姿が描かれている。ティザービジュアルは、眠るモンスターの子どもをひざの上に乗せてほほ笑むドゥを描いたイラストとなっている。

キャスト陣、スタッフ、原作者からのコメント全文は以下の通り。

【久野美咲（ドゥ役）】

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・ご自身が演じられるキャラクターの「○○すぎる!!」部分を教えてください。

ドゥが優しすぎる!!
ドゥは、周りの人たちの心を温かく、幸せな気持ちにさせてくれる女の子です。ドゥ本人は、優しくしようと思っているわけではなくて、自然と振る舞ったらいつも優しい、というのがホッコリするなぁと思います♪

【大橋彩香（ジャヒー役）】

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・ご自身が演じられるキャラクターの「○○すぎる!!」部分を教えてください。

ジャヒーが心配すぎる!!
ジャヒーは魔王様からドゥ様の教育係を任され、日々ドゥ様へ立派な魔族になる為の試練を課しているのですが……ドゥ様が本当に優しすぎて、毎回うまく行きません。ジャヒーは責任感が強いがゆえに、メンタルをやられていそうだな……と感じるシーンがたびたびあり、演じている身としてはかなり心配しています（笑）!!

【大塚明夫（アーリマン役）】

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・ご自身が演じられるキャラクターの「○○すぎる!!」部分を教えてください。

娘に甘すぎる。
まず一番は、領土拡大を途中でやめてしまうほど娘が気になってしょうがないところでしょうね。戦はしないに限りますけどね。
もうとにかく、ドゥが可愛いんです。みなさんにもアーリマンの気持ちがよくわかってもらえると思うので、見ているお客さんは、私に感情移入をしてください。さらに作品が楽しめると思います。

【太田雅彦（監督）】
この作品はドゥという幼くも優しい主人公に皆さん振り回されるが、なぜか幸せになってゆくという、転生物とはちょっと違うタイプの珍しいファンタジーコメディー作品です。
幼いドゥをどれだけリアルめに可愛く描けるかのチャレンジに引かれ、この仕事を引き受けました。
ただ今スタッフ一同頑張って作業しております。ドゥ役の久野さんの演技も見どころです。どうぞよろしくお願いします。

【あおしまたかし（シリーズ構成）】
優しいだけの世界なんてものはないと思います。だって誰もが基本自分が一番大事だから、誰かに優しくすることはとても難しいです。
この作品も、決して優しい世界ではありません。しかし、いつも誰かを思う魔王の娘ドゥの小さな優しさが、そんな世界にわずかな波紋を起こしていきます。
ドゥの優しさがどのように世界と人々を変えていくか、優しく見守ってもらえれば幸いです。

【中野裕紀（キャラクターデザイン）】
原作を読んだ時に思ったことはとにかくドゥが可愛い、ということでした。
そんな原作の雰囲気を感じていただけるよう自分の中にある可愛い成分をフル活用してお伝えできるよう頑張っております。
天真爛漫で読んだ後にほっこりと暖かくなる、そんな心のなかの父母性をかき立てるドゥとそれらに振り回されるジャヒーたちの優しくもドタバタとした楽しい空間をお楽しみいただければありがたいです。

【坂本遊也（原作者）】
読者の皆様の応援のおかげで……ついに……「魔王の娘は優しすぎる!!」アニメ化が決定しました～～～～!!!!
アニメ化決定を聞いた時、うれしすぎて夢のようで……「夢オチでした！」って夢を見るくらい情緒があたふたしておりました。
アニメでいきいき動くドゥたちを皆様にご覧いただけるその時を心待ちにしています！
原作のみならずアニメ「まおむす」でもドゥたちの物語をお楽しみいただけたら幸いです……！