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ニュース 2025年7月22日(火)20:00

阿佐ヶ谷が舞台の漫画「ひらやすみ」Production +h.制作でアニメ化決定 今秋実写ドラマ化も

真造圭伍氏の描き下ろしイラスト

真造圭伍氏の描き下ろしイラスト

©︎真造圭伍/小学館

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漫画家・真造圭伍氏の「ひらやすみ」が、アニメ化と実写ドラマ化されることがわかった。真造氏が描き下ろしたお祝いイラストとコメントが披露された。

東京造形大学在学中に「なんきん」でデビューした真造氏は、「ぼくらのフンカ祭」「トーキョーエイリアンブラザーズ」などを生み出し、2012年に「平成23年度 第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門」新人賞を受賞。21年4月から漫画雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の「ひらやすみ」は、全世界累計発行部数110万部を突破している。「輝け!ブロスコミックアワード 2021」大賞を受賞したほか、「第27回手塚治虫文化賞」マンガ大賞にもノミネートされ、24年にはイタリアで開催された欧州最大のポップカルチャーの祭典「ルッカコミックス&ゲームズ2024」で最優秀連載コミック賞を受賞した。

©︎真造圭伍/小学館

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主人公は、定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの(?)将来の不安も一切ない、お気楽な自由人のヒロト。彼は人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえからタダで一戸建ての平屋を譲り受ける。美大進学のために山形から上京してきた18歳の従姉妹・小林なつみと、平屋で2人暮らしをスタートさせる。いつしかヒロトの周りには、仕事や人間関係、将来への漠然とした不安など、生きづらい“悩み”を抱えた人々が集うようになる。

気ままなヒロトの生き方や阿佐ヶ谷を中心とした下町の風景が、多くの読者の心を掴み、どこか懐かしさを感じる平屋での生活や、おばあちゃん直伝の四季の料理がほんのりと彩りを添える。

描き下ろしイラストには、平屋の庭で屋根よりも高く咲いたひまわりの前で、大きな笑顔でジャンプするヒロトと、誇らしげな表情を見せるなつみが描かれ、真造氏は「アニメ化、ドラマ化とっても嬉しいです!! 完成作品を観るのを楽しみにしています!!」と喜びのコメントを寄せた。

アニメーション制作は、「地球外少年少女」や「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」などを手掛けた新進気鋭のスタジオ「Production +h.」が担当。ヒロトやなつみたちを表情豊かに描くとともに、阿佐ヶ谷をはじめとした下町で生きる人々のあたたかな営みを感じられるよう真摯に再現していく。

実写ドラマは、NHK「夜ドラ」枠(月曜~木曜:午後10時45分)で今秋放送される。

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