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ニュース 2025年9月6日(土)12:00

岩井澤健治監督「音楽」200カット以上描き直したブラッシュアップ版、9月19日から新宿武蔵野館で上映

岩井澤監督の最新作「ひゃくえむ。」と同日9月19日公開

岩井澤監督の最新作「ひゃくえむ。」と同日9月19日公開

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劇場アニメ「音楽」が、200カット以上を描き直した「ブラッシュアップ版」として9月19日から東京・新宿武蔵野館でリバイバル上映される。

同作は、岩井澤健治監督が制作期間7年あまりを費やして、大橋裕之氏の自費出版漫画をほぼ独力でアニメ化し、2020年1月に公開。楽器を触ったこともない不良学生の研二(坂本慎太郎)、太田(前野朋哉)、朝倉(芹澤興人)の3人が思いつきでロックバンドを結成し、音楽活動に打ち込む姿が描かれた。

全編手描きの71分におよぶアニメーション映像は作画枚数4万枚を超え、クライマックスの野外フェスシーンでは、その表現のために実際にステージを組み、ミュージシャンや観客を動員してのライブが敢行された。「オタワ国際アニメーション映画祭」長編コンペティション部門でのグランプリ受賞を皮切りに、「アヌシー国際アニメーション映画祭2020」長編コントルシャン部門の最優秀オリジナル音楽賞、「第24回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門の大賞など、国内外でさまざまな賞を受賞。「アニメ界のアカデミー賞」とうたわれるアニー賞にもノミネートされている。

今回のリバイバル上映は、岩井澤監督の最新作「ひゃくえむ。」が9月19日に公開されることを記念して行われる。岩井澤監督からのコメント全文は以下の通り。

【岩井澤健治(監督)】
劇場アニメ2作目となる「ひゃくえむ。」の公開と2020年の上映から5周年という節目のタイミングで「音楽」を再上映していただけることになりました!
今回の再上映に合わせて新たに上映素材を作り直したのですが、5年前の上映版からさらに半年かけてブラッシュアップしたものになっています。内容は変わっていないので、どこが変わったか分からないかもしれませんが、7年半+半年=制作期間8年かけた「音楽」をぜひ劇場で体感していただきたいです!

作品情報

音楽

音楽 1

楽器を触ったこともない不良学生たちが、思いつきでバンド「古武術」を組むことから始まるロック奇譚。

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