2025年10月16日(木)18:00
片岡凜、劇場アニメ「この本を盗む者は」で映画初主演、田牧そらが謎の少女役 主題歌はYUKI
NHK連続テレビ小説「虎に翼」に出演した片岡凜が、劇場アニメ「この本を盗む者は」で映画初主演を飾り、声優に初挑戦することがわかった。また、共演の田牧そらも声優に初挑戦する。あわせて、本作に出演するキャストと、メインビジュアル、本予告、場面写真が一挙披露され、主題歌がYUKIの新曲「Share」に決定した。
本作は、2021年の「本屋大賞」にノミネートされた深緑野分氏による謎解き冒険ファンタジー小説が原作。本が盗まれたことで発生した呪いで住む町ごと物語の世界にのみこまれてしまった主人公の御倉深冬(みくらみふゆ)は、不思議な少女・真白(ましろ)と本泥棒を見つける冒険に旅立つ。
監督には「ラディアン」「神クズ☆アイドル」の福岡大生を迎え、脚本を「かぐや様は告らせたい」の中西やすひろ、キャラクターデザイン・作画監督を「彼方のアストラ」「クズの本懐」の黒澤桂子、音楽を「ぶっちぎり?!」の大島ミチルが務める。アニメーション制作は「暗殺教室」「地縛少年花子くん」のアニメプロデューサー・比嘉勇二が設立した新鋭スタジオ「かごかん(株式会社かごめかんぱにー)」が担う。
本作で映画初主演を飾る片岡が担当するのは、本泥棒を追って呪われた物語を旅する本嫌いの少女・御倉深冬。田牧は、本の呪いを解くため、主人公を物語の世界に誘う謎の少女・真白を演じる。また、深冬の叔母・御倉ひるね役に東山奈央、父・御倉あゆむ役に諏訪部順一、風来坊を名乗る女性・与謝野蛍子役に伊藤静、書店員の大学生・春田貴文役に土屋神葉、祖母・御倉たまき役に朴璐美と、実力派キャストが脇を固める。
メインビジュアルは、町を飲み込む“ブックカース(本の呪い)”の世界を旅する深冬と真白の姿を捉えている。本予告では、声優に初挑戦した片岡と田牧が演じるキャラクターボイスが初お披露目。また、本作の主題歌に決まった、YUKIの新曲「Share」の楽曲も使用され、深冬と真白の大冒険を盛り上げている。
なお、本作のムビチケ前売券(カード/オンライン)は10月17日から販売される。「この本を盗む者は」は、12月26日から新宿バルト9ほか全国ロードショー。
片岡と田牧、主題歌を担当するYUKIのコメントは以下のとおり。
■主演 片岡凜(御倉深冬役)
声優のお仕事は今回初めてさせていただいたのですが、普段のカメラ前でのお芝居よりも大きくリアクションをしてお客様に届けることがまた新鮮で楽しかったです。自分が実際に発している声と人に聞こえる声は若干違うので、収録時は表現したいものや伝えたいことが更に良く伝わるトーンを、常に探すことを意識していました。
普段から私も本をよく読むので、主人公が本の世界に実際に入り込むという物語に惹き込まれました。色鮮やかな世界やキャラクター達の出会い。様々なものに出会える素敵な作品です。ぜひご覧ください。
◆御倉深冬
本の町・読長町に暮らす高校一年生。巨大な書庫「御倉館」を管理する一家に生まれながら、大の本嫌い。どこか冷めたところがあるが、意外と面倒見のよい性格。
■田牧そら(真白役)
白役を演じます、田牧そらです。真白は可愛らしさとかっこよさを併せ持つ、とても魅力的な女の子です。深緑先生をはじめ多くの方々に大切にされている真白の声を任せていただき、本当に幸せに思います。
声優は初挑戦の私ですが、そんな真白の持つ輝きを、少しでも皆さんに感じていただけるように精一杯演じました。劇場版アニメでは、壮大な物語に美しい映像、そして心地よい音が重なり合って、きっとこの作品の世界観をより鮮やかに映し出してくれているはずです。少し不思議で、心がときめく世界を、ぜひ劇場で体感していただけたら幸いです。
◆真白
深冬の前に突然現れた謎の少女。
本泥棒を捕まえて「本の呪い(ブックカース)」を解くため、深冬を物語の世界に誘う。ブックカースの中では大きな白い犬に変身することができる。
■主題歌:YUKI

イメージを拡大
本を読むと、その世界に入り込んで出られない感覚になります。続きが気になり、またあの世界に戻りたくなるのです。主題歌のお話をいただいて本作を読み進めながら、深冬と真白と、読長町の皆とともに壮大な冒険をしました。現実逃避という言葉がありますが、音楽を聴くことも読書体験に似ていると思います。人と人とは、100%分かり合えることはなくとも、交差する一筋の光を分かち合うことで友達になるのではないかなという希望を込めて「Share」を作りました。音楽に没入する冒険を、この歌でシェアできたら嬉しいです。ぜひ映画館で聴いてください。
◆シングル「Share」2025年12月17日リリース
CD [初回仕様:紙ジャケット / オリジナルステッカー封入] ESCL-6159 ¥1400+税
作品情報
-
「本なんて、読まなければよかった……!」書物の街・読長町に住む高校生の御倉深冬。曾祖父が創立した巨大な書庫「御倉館」を代々管理する一家の娘だが、当の本人は本が好きではなかった。ある日、御倉館の本...
フォトギャラリー
フォトギャラリーへ

-
この本を盗む者は (角川文庫)
2023年06月13日¥902
-
すたんどあっぷ 1 (1巻) (YKコミックス)
2025年09月16日¥792
-
この本を盗む者は (2) (角川コミックス・エース)
2022年11月04日¥704
-
美味の異国飯 (2)
2025年12月25日¥792
特集コラム・注目情報
関連記事
イベント情報・チケット情報
- 2026年2月8日(日)
- 2026年2月8日(日)
- 2026年1月11日(日)