掟破りミステリー「また殺されてしまったのですね、探偵様」26年4月にTVアニメ化　主演に安田陸矢、若山詩音

(C)2026/てにをは/KADOKAWA/またころ製作委員会

「女学生探偵シリーズ」などを手がけるてにをは氏によるライトノベル「また殺されてしまったのですね、探偵様」が、2026年4月にTBSでテレビアニメ化が決定し、主演を安田陸矢、若山詩音が務めることもわかった。あわせて、ティザー映像、メインスタッフも公開されている。

原作は、21年から「MF文庫J」（KADOKAWA刊）で刊行中の前代未聞な掟破りミステリー。「殺されても生き返る」という特異体質の高校生探偵・追月朔也が、浮気調査や猫探しなど地味な仕事に勤しみながら行く先々で殺人事件に巻き込まれ、探偵として、被害者として命がけで数々の難事件解決に挑む。原作ライトノベルは最新6巻が11月25日にリリースされる。

安田は伝説の名探偵を父に持つ半人前な高校生探偵の朔也、若山は朔也の助手で、追月事務所に身を寄せる少女リリテアを担当する。

ティザー映像は、冒頭から朔也が調査の途中で何者かに殺害されるシーンが展開。死んでも生き返る特異な体質の朔也が「俺の体の設計図は神様が徹夜残業で半分寝ながら書いたらしい」「俺は、俺を殺した犯人を見たんだ」などと語り、生き返るたびに助手のリリテアが優しく膝枕で出迎え、「永眠（ねむ）っておられました。お蘇（かえ）りなさいませ。また殺されてしまったのですね、探偵様」と呼びかけるシーンなどが収録されている。

スタッフは、「結婚指輪物語」の直谷たかし監督のもと、シリーズ構成を「不器用な先輩。」の井上美緒、キャラクターデザインを「囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather」の熊田明子、音楽を「リコリス・リコイル」の睦月周平が手がける。アニメーション制作は「東京リベンジャーズ」のライデンフィルムが担う。

安田、若山からのコメント全文は以下の通り。

【安田陸矢（追月朔也役）】

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追月朔也の声を担当いたします、安田陸矢です。
殺されても蘇り、解き明かす。
反則じみた能力と、それ故の苦しみを抱きながら泥臭く事件に立ち向かう朔也の魅力を存分にお伝えできるよう、僕も全力で駆け抜けます。
彼らの活躍を最期までお見逃しなく!!

【若山詩音（リリテア役）】

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私が演じさせていただくリリテアちゃんは、品がよく、可憐で、可愛い、この世の好きを凝縮したような子です。
スンと澄ましているように見えて、照れて顔を赤らめちゃったり、相棒みたいに話していたのに、急に冷たいツッコミをしてきたり……そんないろんな側面があるリリテアちゃんを、いっぱい愛して演じていきます！