劇場版「マクロスプラス」4K ULTRA HDブルーレイが3月26日に発売　4Kリマスター版の劇場上映も決定

(C)1995 BIGWEST/MACROSS PLUS PROJECT

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「マクロスプラス MOVIE EDITION」の公開30周年を記念し、4K ULTRA HDブルーレイと通常ブルーレイのセット商品が2026年3月26日に発売されることが決定した。PVも公開されている。

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「マクロスプラス」は1994～95年にリリースされたOVAシリーズ。「超時空要塞マクロス」で語られた第一次星間大戦から30年の歳月を経た西暦2040年を舞台に、次期主力戦闘機の最終選定試験に挑む男たちの生きざまと戦いを描く。試作機であるYF-19のテストパイロットに選抜されたイサム・ダイソン（CV：山崎たくみ）と、YF-21を駆るガルド・ゴア・ボーマン（故・石塚運昇さん）は、ミュン・ファン・ローン（深見梨加）をめぐる過去のいきさつから激しく対立していた。コンペティションが進むなか、ミュンが開発するバーチャロイドシンガー、シャロン・アップル（兵藤まこ）が暴走する。総監督・メカニックデザインをシリーズ原作者の河森正治、オリジナルキャラクターデザインをのちに「エヴァンゲリオン」シリーズに参加する摩砂雪、特技監督を「板野サーカス」と呼ばれる高速戦闘アクション演出で知られる板野一郎が担った。監督の渡辺信⼀郎、脚本の信本敬子、音楽の菅野よう子は、98年に再集結し「カウボーイビバップ」を手がけることになる。このほどパッケージ化される「マクロスプラス MOVIE EDITION」は、OVA全4話を再編集し新規カットを加えた劇場版で、95年に「マクロス7 銀河がオレを呼んでいる！」との2本立てで同時上映された。

(C)1995 BIGWEST/MACROSS PLUS PROJECT

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今回の商品に収録される映像は、35ミリネガフィルムスキャン方式で4Kリマスター化されたものとなる。特装限定版には、板野による描き下ろしイラストを使用した収納ボックスが付属し、新規インタビューを収録した特製ブックレット（24ページ）が封入される。価格は1万1000円。A-on STORE、プレミアムバンダイ、超時空ファンクラブ マクロス魂では、特製原画集（A4・48ページ）、特製アクリルパネル（A4サイズ）がセットになった初回限定版も販売する。こちらの価格は1万5400円で、1月16日まで予約を受け付ける。

PVでは、主演の山崎がナレーションを担当。河森総監督による解説とともに、4Kリマスター版と従来の映像を比較するパートも収録されている。

また、4K ULTRA HDブルーレイに収録される「マクロスプラス MOVIE EDITION 4K ULTRA HD ver.」が、3月20日から劇場上映されることも決まった。各劇場では特装限定版を先行販売する。

山崎と河森総監督からのコメント全文は以下の通り。

【山崎たくみ（イサム・ダイソン役）】

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この作品の見どころは何より「空の青さ」だと思っています。4K版では、とにかく空が青いんです。あの鮮やかな青が、ついにご家庭のテレビでも再現されることが、今から楽しみでしょうがありません。
物語としても純粋に面白く、30年の時を経てもなお通じるAIの描写や、いつの時代でも普遍的であり続ける恋愛模様、そして空中戦の迫力など、色あせない見どころが満載の作品です。だからこそ、今なお応援してくださるファンの方が多いのだと思います。
すでに過去のパッケージをお持ちのファンの方にも、ぜひ4Kであの「空の青さ」を感じていただけたらうれしく思います。

【河森正治（総監督）】

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ご家庭の視聴環境が向上していく今に合わせた「マクロスプラス MOVIE EDITION」の4Kリマスター化。
これによって本作が描く「本当の空」や「本当の⾃由にチャレンジしていく若者たちの姿」をより鮮烈に感じていただける、エモーショナルな表現にできたと思います。
また、AIに職が奪われるという事象が現実味を帯びてきた現代に観ることで、「自由意志とは何か」というテーマをよりリアルに、エンターテインメントとして味わっていただけるはずです。ぜひご覧ください。