2022年4月14日(木)19:00
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」相良茉優&法元明菜 かすみんと嵐珠の“はじまり”の物語
(C)2022 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
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4月からテレビアニメ2期が放送中の「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」。東京・お台場にある高校「虹ヶ咲学園」を舞台に、12人とひとりの少女がスクールアイドルへの思いを胸にそれぞれの夢をかなえる物語が描かれる。
「かすみん」こと中須かすみ役の相良茉優、テレビアニメ2期から登場する香港からの留学生・鐘嵐珠(しょう・らんじゅ)役の法元明菜に、「アニメハックTV」第12回(2022年4月3日配信)出演後、話を聞いた。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部)
――「アニメハックTV」でMCの徳井(青空)さんと共演されていかがでしたか。
相良:1時間があっという間で楽しかったです。そらまる(※徳井さんの愛称)先輩とは「ラブライブ!」以外のお仕事でも、いろいろと仲良くさせていただいているのですが「虹ヶ咲」の制服を着てそらまる先輩MCの番組にでるのは初めてでした。そらまる先輩が私たちの発言をすべてひろって深堀りしてくださる安心感のようなものがあって、リラックスして出演することができました。番組内の3文字のゲームではほんとにすみませんっていうミスをかましてしまいましたが(笑)、それも面白くしてくださって助かりました。
法元:徳井青空先輩とは今日の番組が初めましてで、私にとって「ラブライブ!」のお仕事として「μ's(ミューズ)」のメンバーの方と会うのも今回が初めてでしたのでうれしかったです。相良さんと同じく安心感がすごくあって、身をゆだねるように出演できましたし、ちょっと自由すぎて大丈夫だったかなと思ってしまうぐらい楽しませていただきました。
――番組でもお話されていましたが、法元さんが鐘嵐珠役に決まったときのお気持ちをあらためて聞かせてください。
法元:最初は夢のようにうれしいという気持ちが大きかったです。そこから鐘嵐珠役として作品に関わっていくうちに、ラブライブ!シリーズがいろいろなことに挑戦していることを知りました。鐘嵐珠ちゃんや唐可可ちゃんのように海外からきたネイティブスピーカーがいることもそうで、「ラブライブ!」の世界がもっと広がろうとしているんだなとワクワクしましたし、そうした作品に直接関わることができる立場になれたことが本当に光栄だなと思いました。そこからはうれしいだけでなく、「ラブライブ!」がつくっていく新しい世界に自分もついていきたい、一緒に羽ばたいていきたいと強く思うようになっていきました。
――相良さんは、法元さんと初顔合わせしたときのことを覚えておられますか。
相良:初めて会ったのは新型コロナがまん延する前で、みんな一緒にゲームの収録ができていた頃だったと思います。一緒になれたのはたしか1、2回で、そのときのみんみん(※法元さんの愛称)は声優もほぼ初めてという状況だったのでもうカチカチに緊張していて、頑張れーって応援していた記憶があります。
それから新型コロナのこともあって収録は別々に行われるようになり、かなり時間が経ってから本当に久々にみんみんと収録が一緒になる機会があったんです。そのとき、めっちゃ成長してる! とすごくうれしくなった記憶があります。きっと私たちが会えていなかったあいだに、すごく頑張ったんだろうなと。久々に会ったときはあまり話もできなかったのですが、その気持ちを伝えたくてこそっと「すごかったよ!」と声をかけました。
法元:そのときが久しぶりの会話だったので、その言葉をもらったときはめっちゃうれしかったです。
――法元さんは、「ラブライブ!スーパースター!!」で音響協力としてクレジットされています。差し支えなければ、どんなことをされていたのか聞かせてください。
法元:唐可可役のLiyuuさんのサポート役として、収録をご一緒していました。上海ですごしてきたLiyuuさんは、日本で慣れない環境のなか初めて収録をするということもあって、中国語が話せる私が収録に関する専門用語を説明するなどいろいろとお話させていただきました。
――中国語が話せる声優として収録をサポートされたのですね。
法元:プロの通訳の方にお願いすることもできたと思うのですが、収録のサポートという意味では声優の私のほうがよかったようです。
本来の役割とは別に、この関わり方はけっこう贅沢というか、いい経験になるお仕事をいただけたなと思いました。収録に毎回ご一緒すると「Liella!(リエラ)」の皆さんとも関わる時間が自然と増えていって、入ったばかりの私が言うのは恐縮なんですけれど、「虹ヶ咲」との懸け橋的なことができたらいいなと思うようにもなりました。実際、「Liella!」と一緒に生放送をするときなど収録でずっと顔をあわせていたぶん、ちょっとラフにお話ができたりして、そうした面をファンの皆さんにお届けできるのも自分としてはうれしいことでした。
――テレビアニメ1期で印象的だった話数やシーンを聞かせてください。
相良:かすみん的には、やっぱり2話じゃないでしょうか。ころころ変わる表情もかわいいですし、しょっぱなから生徒会室に忍びこむアグレッシブな子ではあるんですけれど(笑)。歌っているかすみん、ブリブリしているかすみんなど、2話にかぎらず、いろいろな場面でかわいいかすみんがいるので、そうしたところが全部見どころではないかと思っています。
ゲームのかすみんは、「かわいい」「先輩のことが好き」みたいなところがわりとフィーチャーされていましたが、アニメではかわいさに加えて彼女の信念の強さがけっこう描かれているなと思っています。(優木)せつ菜とぶつかったのも、お互いのやりたいことが譲れないからこそおきた衝突で、そんなところにもかすみんの芯の強さや負けず嫌いなところがみられました。そこからかすみんなりに悩んで成長し、それを(高咲)侑ちゃんが支えてくれるっていう。そうしたかすみんのスクールアイドルとしての“はじまり”がしっかりと描かれていて、アニメのかすみんはこうやって成長していくんだなということが随所に感じられました。
――法元さんは、テレビアニメ1期をどうご覧になりましたか。
法元:やっぱり新鮮だったなというのが大きいです。「虹ヶ咲」のみんなの目的は「ラブライブ!」で優勝とかではなくて、それぞれのメンバーがスクールアイドルに夢をもって目指しはじめ、自分が思い描いているスクールアイドルに近づいていきますよね。ひとつの集団としての成長物語というより、それぞれの成長物語だなと思いながら見ていました。十人十色の物語を追うことができるので、そうした面でもボリューミーですし、しかもそれぞれのメンバーが歌う曲が挿入歌として素晴らしい映像とあわせてでてくるので、その見ごたえもすごかったです。視覚的にも聴覚的にも満たされますし、それに付随したひとりひとりの物語が本当に素敵なので、2期からみはじめた方には、絶対に1期も見ていただきたいです。
――1期では「『ラブライブ!』なんて出なくていい」というセリフが衝撃的でした。
相良:せつ菜の回(※第3話)で侑ちゃんが言うセリフですね。
――こういうことを言ってもいい作品なんだと驚かされました。おふたりはあのセリフについてどんなふうに感じられましたか。
相良:「ラブライブ!」のいちオタクとしては、これを言うのはすごいなって思いましたけど、あのセリフを言ったことによって明確にこれまでのラブライブ!シリーズと違うことをしめせたのは大きかったのかなと思います。スクールアイドルではない侑ちゃんが言ったのも大きいなと思っていて、スクールアイドル側の女の子が言うと、またちょっと意味が変わってくるじゃないですか。せつ菜を応援している侑ちゃんがあのセリフを言ったからこそ、せつ菜にも響いたはずです。はっきりと私たちはこうなんですと言えたという意味で、「虹ヶ咲」はこうなんですと胸をはって言えるシーンのひとつになったんじゃないかと思います。
法元:嵐珠ちゃん役に決まったとき、いろいろなことに挑戦しているラブライブ!シリーズに関われるのが本当に光栄だと思ったという話をしましたが、今言っていただいたところもラブライブ!シリーズの新しい挑戦や可能性のひとつなんじゃないかと思いました。最近発表された新しいスクールアイドルの情報を見ていても(※注)、ひとつのかたちにこだわるのではなく、いろいろなことを模索しているように感じます。「虹ヶ咲学園」はそうした新しい扉を開いていく学校のようにも思えて、新しいことにチャレンジしやすい道を切り開いていけるような存在になっていけたらいいなと思っています。
注:ラブライブ!シリーズの新規プロジェクトとして「バーチャルスクールアイドル」の今秋スタートが、2月に発表されている。
https://anime.eiga.com/news/115432/
――2期の第1話は嵐珠の初登場回で、ソロ曲も披露されました。
法元:レコーディングのときから「がっつりと嵐珠を見せていく」という気合いのようなものをひしひしと感じていて、それに応えられるように歌わなきゃ! と私自身も気合いがはいりました。嵐珠ちゃんのダンスがどんなものになるかも事前に見せてもらい、嵐珠ちゃんがこのダンスを踊ったら絶対かっこいいし、すごいものになる予感がしていました。
放送前にメンバーみんなで1話を見たときは、本当に涙がでるぐらい感動しました。これが世間にでたとき、みんなにどう思ってもらえるんだろうとワクワクや期待感が高まりすぎて、早く皆さんに見てほしい、みんなに嵐珠ちゃんの曲を届けたいと強く思い、放送後には「すごくよかったよ」という声をたくさんいただけて本当にうれしかったです。
相良:1話冒頭は、なんのアニメがはじまったんだろうっていうところからはじまりましたが、ふだんはなかなか見られないメンバーの表情や動きがあって、みんなの新しい魅力を知ることができました。
1話のかすみんは、お前がやってたんかっていう場面もありましたが(笑)、そこもやっぱりかすみんの良さというか、かすみんはお話をかき乱していく存在なんだなとうれしくなりました。1話だけでもいろいろな表情を見せてくれて、今後もかすみんの活躍は続きますので、注目して見ていただけたらうれしいです。
――本作のキャッチコピー「響け!ときめき――。」にちなんで、最近ときめいたことを教えてください。
相良:最近ときめいたのは、京セラドーム大阪で「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4th Live! ~Love the Life We Live~ 」のステージに立てたことです。私は京都出身で、子どもの頃に京セラドームにライブを見にいったときにすごく広いなと思い、いつか立ってみたいなと思っていたんです。子どもの頃になんとなく描いていたひとつの夢がかなって、最大級のときめきを感じましたし、皆さんが日々応援してくださっているからこそ、私たちはここに立てたんだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。あの光景はずっと忘れないだろうなと思います。皆さんからいただいたときめきを胸にひめて、これからも頑張ろうって思いました。
法元:自分の考え方や価値観に影響をあたえるような音楽や本などに出合ったときにときめきを感じるのですが、今まさに一緒の時間を多くすごしている「虹ヶ咲」のメンバーにめっちゃときめいています。きれいごとだって思われるかもしれないですけど本当にめっちゃいい子しかいなくて、知れば知るほど好きになっていきますし、「あ、こういう考え方もあるんだ」「自分も見習いたいな」と今ビシビシ影響をみんなからうけています。
みんな個性豊かで素敵で、それぞれの魅力があって、この人たちと一緒に仕事をしていける未来は自分にとってワクワクでしかなくて、「ラブライブ!」に出会えて本当によかったなって最近毎日思っています。
※相良茉優さん、法元明菜さんがゲスト出演した「徳井青空のアニメハックTV #12」もあわせてご視聴ください。
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[筆者紹介]
アニメハック編集部(アニメハックヘンシュウブ) アニメハック公式YouTubeチャンネルで配信されている「アニメハックTV」の公式特集!出演ゲストのインタビューなど順次配信中です!
作品情報
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東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」。スクールアイドルの魅力にときめいた普通科 2 年の高咲侑は、幼馴染の上原歩夢とともに「スクールアイドル同好会」の門を叩く。...
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