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特集・コラム 2024年8月22日(木)19:00

「エルフさんは痩せられない。」久保田未夢 作品愛を感じた山盛りの差し入れ、自身のストレッチは“ながら”で

(C)シネクドキ(秋田書店)/エルフさん製作委員会

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ぽっちゃりした異世界人たちが、整体サロンで働く人間男性のアドバイスをうけながらダイエットに励む様子をコミカルに描くテレビアニメ「エルフさんは痩せられない。」(略称「エル痩せ」)。
 アルラウネ(植物系の女性型モンスター)の草花田役を演じる久保田未夢に、掛け合いを大事にした収録の様子、作品愛を感じた大量の差し入れのエピソード、“ながら”を心がけているという自身のストレッチの取り組み方について話を聞いた。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部)

――「アニメハックTV」で、MCの徳井青空さん(※「エル痩せ」では米路役として出演)とご一緒されていかがでしたか。

久保田:お話をいただいたときから、とてもうれしかったんですよ。徳井青空さんがMCの番組と聞いて、「(うれしそうに)え……絶対に行きます!」って。以前から一緒に番組をやらせていただいたり、作品で共演させていただいたり、一緒にお出かけやご飯などにもいかせてもらっています。それでも月に1回同じ現場があるとかではないので、今回はこうした2人での貴重な現場をつくっていただけてありがたいなと本当に思いました。

――「エル痩せ」の原作漫画を読まれての印象から聞かせてください。

久保田:なんだか新しい扉をひらいてしまったなと思いました(笑)。漫画っていろいろな内容のものがいっぱいありますが、こんな世界もあるんだなと思いました。女の子たちの絵柄や体型、ストーリーも魅力ですが、ちゃんと学びになることも描かれつつギャグやコメディとしても面白くて、ある意味すごくバランスのとれた作品だなとも感じました。

――「アニメハックTV」で初回の収録から参加されていたと話されていましたが、草花田が登場するのは2話からです。15分番組ということもあり、1、2話は一緒に録っていたのでしょうか。

久保田:そうです。一緒に録っていて、私は初回から参加していました。初回の収録は4、5人ぐらいと少なかったのをよく覚えています。そこから回を増すごとに人数が少年漫画の仲間のようにどんどん増えていき(笑)、今のような大人数になっていった感じです。
 初回のときは私がいたタイミングで、絵留札などの演技はもうできあがっていました。すごいギャグだ……ギャグ作品のスピード感だなあと思いつつ、私が演じる草花田はそのなかで「ゆったりおしゃべりしてください」とアドバイスをいただくようなキャラクターでした。

――人数が増えても、分散収録ではなく皆さんそろって収録できたのでしょうか。

久保田:比較的みんな一緒で、分散はほとんどなかったですね。この作品のようなコメディやギャグ作品はとくに掛け合いの間(ま)とかがすごく重要なので、私自身は言い合いみたいなセリフはあまりなかったのですが、後ろで見ていて、みんなで一緒に録れたほうがより面白くなる作品だなと感じていました。ですので、分散ではなく、みんなで録れてよかったなと思います。

――ハイテンションで早口にしゃべるキャラクターが多いなか、草花田はおっとりとしたしゃべり方をしています。

久保田:もう分かりやすく、おっとりしたお姉さんみたいにやってくださいと言っていただいて、それを主軸にしつつ、まわりの皆さんのスピードを見ながらやっていました。

――他の皆さんのスピードが速いなかゆっくりやるのは、かなり意識しないと自然と速くなってしまいそうな気がします。

久保田:じっさい、なっていたときもあったと思います。「もっとゆっくりで」と言われたこともあります(笑)。やっぱり、みんなのスピード感にどんどん寄っていっちゃうんですよね。私自身がもともと早口なほうなので、そちらに寄っていっちゃうんですけど、草花田さんは違うよとストッパーをかけながらやっていました。そんな草花田さんですが、ちょっと豹変というか違う一面が見られる回も今後待っていますので、ぜひぜひ楽しみにしていただければと思います。

――「アニメハックTV」で話されていた、収録での差し入れがすごかったという話が面白かったです。

久保田:本当に多かったんですよ。とにかく、お菓子やポテトがいっぱいでした。スタッフの方々の「(力強く)この作品を愛しています!」っていう気合いみたいなものが差し入れからも全面に伝わってきて、例えば「じゃがりこ」だったら、普通なら1種類か2種類なところを全種類あるんじゃないかっていうぐらいそろっていて(笑)。アフレコごとに本当にたくさんのお土産をいただいて持ち帰るのが、私のなかでは恒例になっていました。

――キャラクターたちによるユニット「でも食べ隊」が歌うエンディング主題歌「みんなDEダイエット」の仮歌を、作詞を手がけていて児穂(こぼ)役として出演もされている小岩井ことりさんが歌っていたという話も面白かったです。

久保田:いや、驚きました。しかも出演もされているじゃないですか。「え?……そんなこともやってくださるの小岩井さん……すごい!」と思いながら聴いて覚えました。なんだかクセになる曲ですし、これもたぶん番組でお話しましたが、レコーディングでは「どんどん疲れていってください」という、なかなかされないディレクションをされたのも面白かったです。私個人のことですが、このレコーディングでディレクションをしてくださったスタッフさんが、10年ぐらい前からお世話になっている方で久々にお会いできたんです。そんな懐かしさもありましたし、顔見知りというか知り合いだったので、和気あいあいとしながらレコーディングは進みました。

――「どんどん疲れていってください」というディレクションは、どういう意図だったのでしょう。

久保田:「みんなDEダイエット」はタイトルのとおり、エクササイズをする歌なんです。実際にキャラクターたちがエクササイズをしながら歌っているから、そうするとだんだん疲れてくるじゃないですか。そうした疲労感を歌声で表現してほしいというような意図のディレクションでした。本編で流れている全員で歌っているバージョンでも分かりつつ、個々のソロバージョンで聴くと、より“どう疲れているのか”が分かるんじゃないかと思います。

――作品にちなんで、久保田さんご自身がふだんの食生活やストレッチなどで気をつけていることがあったら聞かせてください。

久保田:私は仕事柄、グループの活動や作品のライブなどで動くことは多いので、ストレッチは毎日しています。ただ、寝る前とか、そのために時間をつくるのがどうしても嫌で“ながら”ですることが多いです。筋膜ローラーという凝りをほぐすための補助器具を使って、ご飯を食べるときにそれを腿とかふくらはぎに載せながら食べるみたいな。そんなふうに日々の生活の流れで体を伸ばしたりストレッチしたりしていて、だからそういう器具が家にはめちゃめちゃ多いんです。筋膜ローラーも3本ぐらいあります。

――ご飯を食べながらされることもあるのですね。

久保田:さらにテレビも見ている、みたいな(笑)。このお仕事をはじめたときから、歌って踊るようなことが最初からあって、もともとは体がかたかったんですけど、やっぱり毎日やっているとすごく柔らかくなって、開脚とかもできるようになりました。

――無理してやるのではなく、日々の生活になじませている感じなのですね。

久保田:基本的に無理してはやっていないです。エスカレーターに乗っているときにほんの少し膝裏を伸ばしたり、ライブ中にダンスをしているときでも「この動き、なんか(筋肉が)いい感じに伸びてるな」みたいなことを意識したり、日々の動きのなかに取りいれてやっている感覚ですね。

久保田未夢さんがゲスト出演した「徳井青空のアニメハックTV #34」もあわせてご視聴ください。

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アニメハック編集部

アニメハックTV 公式YouTubeチャンネル

[筆者紹介]
アニメハック編集部(アニメハックヘンシュウブ)
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