【秋イベント予習】各地の映画祭でアニメ満喫　京アニ特集、長尺版「この世界の片隅に」上映など

広島国際映画祭のオープニング作品 「この世界の（さらにいくつもの）片隅に」

(C)2019 こうの史代・双葉社／「この世界の片隅に」製作委員会

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季節もすっかり秋めいてきた今週のイベントトピックスは、過ごしやすい季節にぴったりな、アクティブにアニメを楽しむことができる映画祭をご紹介！　アニメ分野にも注力している第32回東京国際映画祭（TIFF）、「この世界の（さらにいくつもの）片隅に」がオープニング作品に決定している広島国際映画祭、特別企画として京都アニメーションを特集する京都ヒストリカ国際映画祭などがあり、日本各地に足を運びアニメーションを満喫しよう！

第32回東京国際映画祭が10月28日～11月5日に東京・六本木ヒルズほか各所で開催される（https://anime.eiga.com/news/feature/tiff/）。アニメ分野にも力を入れている同映画祭は、これまでにアニメーション特集として「庵野秀明の世界」「ガンダムとその世界」「映画監督 細田守の世界」「映画監督 原恵一の世界」「アニメーション監督 湯浅政明の世界」が企画されており、今年は日本アニメのVFXの歴史を掘り下げる「ジャパニーズ・アニメーション　THE EVOLUTION OF JAPANESE ANIMATION／VFX」部門として「AKIRA」「白蛇伝 4Kデジタルリマスター版」や「ウルトラQ」シリーズなどが上映。また11月1～4日開催の「第6回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」は、世界の最新アニメーションを発信するコンペティション部門（長編・短編）のほか、「波よ聞いてくれ」「ゴールデンカムイ」などの上映＆キャストトークショーも行われる。

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映画祭ごとに上映プログラムに込める思いはさまざまで、11月22～24日行われる広島国際映画祭は、復興と希望の象徴である広島を支えてきた“ポジティブな力”を持つ作品を上映。オープニング上映には片渕須直監督の「この世界の（さらにいくつもの）片隅に」が決まっており、特別ゲストとして片渕監督も登壇する。10月26日～11月4日開催の京都ヒストリカ国際映画祭のテーマは「歴史」。スペシャルプログラムとして「今こそ語り合おう京都アニメーション、そして京都がアニメ文化史に刻んだ足跡を深堀りする」が企画され、京都アニメーションの軌跡を3部にわけて上映＆紹介していく。

「大規模な映画祭もいいけれど、もう少し気軽にアニメイベントを楽しみたい」という方には、地域密着型のイベントがおススメ。多くのアニメスタジオがある吉祥寺ならではの“お祭り”「吉祥寺アニメワンダーランド2019」では、井の頭公園野外ステージでの「森の映画館」、吉祥寺シアターでのスペシャルトークショー「日本のアニメーションを築いた人々」などを実施。「立川あにきゃん 2019」では「ヤマノススメ サードシーズン」など人気アニメのトークショーが予定され、「練馬アニメカーニバル2019」では上映＆トークショー「『SSSS.GRIDMAN』アニメと特撮の邂逅」や女性キャスト3人＆片渕監督による「この世界の（さらにいくつもの）片隅に」公開1カ月前トークショーが実施される。

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アニメハック編集部（アニメハックヘンシュウブ） 映画.comが運営する、アニメ総合情報サイト。