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特集・コラム 2018年3月24日(土)15:08

たつき監督&福原慶匡プロデューサー、「ケムリクサ」制作状況明かす「1話をなかったことに」

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BSフジの深夜アニメ枠「アニメギルド」の放送作品発表会が3月24日、東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2018」で行われた。テレビアニメ「けものフレンズ」を手がけた、たつき監督とヤオヨロズによる新作テレビアニメ「ケムリクサ」の、制作状況が明かされた。

ケムリクサ」は、たつき監督が主催する自主制作グループ「irodori」が2010年に公開し、12年に「第24回CGアニメコンテスト」作品賞を受賞した3DCGアニメのテレビシリーズ化。赤い霧に汚染された世界を舞台に、霧の中に現れる“虫”と呼ばれる異形の存在と戦う少女たちを描く。

トークコーナーには、たつき監督と福原慶匡プロデューサー(ヤオヨロズ)が出席。「現在の制作状況」を問われたたつき監督は「昨日か一昨日に、1話を『やっぱりやめよう』と、なかったことにした。前の作品みたいな感じです、なかったことにした」と明かす。これに対し、福原氏は「この前(たつき監督に)『そろそろ生まれそうですね』という話をしたら、『生まれたら逆子でした』みたいな感じだった。で、結局つくり直した」と第1話が白紙になった経緯を説明した。

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イベント前半には、同枠で7月から放送される「邪神ちゃんドロップキック」出演の鈴木愛奈大森日雅久保田未夢小坂井祐莉絵小見川千明寺田御子によるトークショーも実施された。同作は、ユキヲ氏による同名漫画が原作で、黒魔術やホラー映画に傾倒する女子大生のゆりねと、魔界から召喚された邪神ちゃんの血みどろの共同生活をつづるコメディ。「役との共通点」という質問があがると、ゆりね役の大森は「邪神ちゃんはクズな感じのキャラクターですが、(邪神ちゃん役の)愛奈ちゃんもクズなのかという質問ですか?」と指摘。鈴木は、「もしかして、根はクズですかね〜(笑)」とぶっちゃけ、「クズだなと思っていただけたら勝ちだと思っている。アフレコでも『こいつ腹立つな』と思わせるくらいまで演じられたらいいかな」と明かした。

アニメハック編集部

「AnimeJapan 2018」イベント特集

[筆者紹介]
アニメハック編集部(アニメハックヘンシュウブ)
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ケムリクサ

ケムリクサ 48

赤い霧に包まれた、荒廃した建造物に囲まれた人気の無い世界を舞台に3人の姉妹が生き抜く物語。物語の中心的人物でまとめ髪の特徴的なりん、猫耳でいつもおっとりしているお姉さんキャラのりつ、メイド調の服...

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