「機動戦士Vガンダム」がBlu‐ray Box化！　初のオーディオコメンタリーも収録

「機動戦士Vガンダム」キービジュアル

(C)創通・サンライズ

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最新作「ガンダム　Gのレコンギスタ」が放送中の富野由悠季が、1993年に手がけた「機動戦士Vガンダム」がBlu‐ray Boxとして発売される。

ニューマスターポジフィルムによるHDテレシネ&HDリマスターを実施した映像を収録。音声特典として、各ボックス4話分のオーディオコメンタリーが収録される見通しだ。「機動戦士Vガンダム」としては、初のオーディオコメンタリーとなる。ほか、メカニカルデザインを手がけたカトキハジメによるボックスアート、スタッフインタビューなどを収録した60ページにおよぶブックレットや、貴重な画稿を収めたイラスト集など、見どころは多い。Box Ⅰは7月24日、Box Ⅱは9月25日の発売を見込み、価格は各34,000円。

本作は、宇宙世紀0153年を舞台に、地球を浄化すべく侵攻を開始したザンスカール帝国と、その脅威に対するレジスタンス組織リガ・ミリティアの戦いを描く。辺境の地カサレリアに住む少年ウッソ・エヴィンは、ひょんなことからリガ・ミリティアのモビルスーツVガンダムに乗り、血で血を洗う戦いに身を投じていく。
　2015年現在、富野が手がけた宇宙世紀を舞台とする諸作品のうち最後のテレビシリーズで、バイク戦艦に代表される奇抜な兵器の登場や、愛憎入り乱れる凄惨な人間ドラマなどが話題を呼んだ。「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督も、本作を高く評価していたことで知られる。

この度の商品化に際し、富野総監督は「この作品は全否定したいと思っているものです。このような結果になったのは、全て監督の責任です。何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人がひとりでもいらっしゃればBlu-rayとして出した意味があると思っています」とコメントしている。