吹奏楽ミステリ小説〈ハルチカ〉シリーズが2016年にアニメ化決定！

「ハルチカ ～ハルタとチカは青春する～」キャラクター原案

(C)2016 初野晴／KADOKAWA／ハルチカ製作委員会

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初野晴による吹奏楽青春ミステリ小説〈ハルチカ〉シリーズ（KADOKAWA 角川文庫刊）が、「ハルチカ ～ハルタとチカは青春する～」として2016年にアニメ化される。

本作は廃部寸前の弱小吹奏楽部に所属する穂村千夏（チカ）と上条春太（ハルタ）が、吹奏楽の甲子園と呼ばれる“普門館”を目指して奮闘。その過程で持ち上がる、さまざまな事件と謎を解決していく姿を描く。

監督は「ソウルイーターノット！」の橋本昌和、シリーズ構成は「けいおん！」「のんのんびより」の吉田玲子が務める。キャラクター原案は、ゲーム「装甲悪鬼村正」や小説「棺姫のチャイカ」などで知られるなまにくATK（ニトロプラス）、キャラクターデザインは「電波女と青春男」や「ラブライブ！」シリーズの西田亜沙子が担当する。アニメーション制作は「SHIROBAKO」で好評を博したP.A.WORKSが行う。現在は、なまにくATKによるイラストが公開中だ。

アニメ化に際し原作者の初野晴は「拙作では初の映像化。（小説では）ミステリの表現手段として高校生活と吹奏楽を扱っているので、物語の進行上、泣く泣く省略した部分が多々ある。活字で果たせなかったことをアニメに託したい」と期待を寄せている。原作小説シリーズ最新刊「惑星カロン」は今夏発売予定。