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ニュース 2015年6月12日(金)21:00

若手アニメーター等育成事情「アニメミライ」が新愛称「あにめたまご2016」として再発進

「あにめたまご2016」ロゴ

「あにめたまご2016」ロゴ

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文化庁が2011年から主導で実施してきた若手アニメーター等育成事業「アニメミライ」が、「あにめたまご2016」へと愛称をリニューアルする。

新愛称は、柔らかな字面と響きから“やがて殻を突き破って誕生する新しい命”たまごのまるい形状から“調和”をイメージさせるもの。加えて“割れやすいために、ふ化するまで業界全体で暖かく育むプロジェクト”である、という理念も込められている。

2016年に人材育成のために、あにめたまごで制作される4作品の制作会社や監督なども発表された。
 シグナル・エムディが制作「カラフル忍者いろまき」は、芸人や作家など多くの顔を持つ小林賢太郎が監督を務める。スタジオよんどしいが制作するのは「UTOPA」。監督には「THE LAST-NARUTO THE MOVE-」などで原画を担当した田中孝弘が抜てきされた。手塚プロダクションが制作する「ふすまの絵師」は「ジャングル大帝 劇場版」「ASTRO BOY 鉄腕アトム」での活躍経験を持つ吉村文宏が監督を務める。2014年に設立された新進気鋭の武右ェ門が制作するのは「風の又三郎」で、「てさぐれ!部活もの」でキャラクターモデリングを務めた山田裕城が監督を務める。いずれも、作品タイトルは仮のもの。
 これら4作品は、24分の短編アニメとして2016年3月まで制作され、国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル」などで発表される予定だ。

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