2015年7月13日(月)12:00
劇場用アニメ「亜人」主要スタッフ陣がコメント 瀬下総監督「圭がどう運命に抗っていくのかを是非見てほしい」
劇場用アニメとして3部作での公開が決定している「亜人」の主要スタッフ陣から、制作に対する意気込みの数々が届けられた。
総監督・瀬下寛之は「主人公の圭を飲み込む程の圧倒的な存在感を持つ佐藤。彼らの活躍、息もつかせぬサスペンスやアクションを、アニメならではのダイナミズム・臨場感で再現する」と語り、監督・安藤裕章は「疾走感と迫力あふれる絵と音で、原作の魅力を削ぐことなく映像化したい。三つ巴の状況で現代っ子に等身大な圭が、どう運命に抗っていくのかを是非見てほしい」とコメント。両者ともに、主人公の圭を取り巻く環境や原作の魅力をどう再現するかについて言及した。
シリーズ構成・瀬古浩司からは「原作者・桜井さんとお会いしてお話を伺い、アニメ版『亜人』のシナリオの指針は決定しました。ハリウッド製アクション映画を、現代の日本を舞台にしてやる、というものです」、プロダクションデザイナー・田中直哉からは「印象派を彷彿とさせる風景の中で繰り広げられる、アクションとサスペンスを楽しんでほしい」と制作の方向性に関する意気込みを語った。
キャラクターデザイナー・森山佑樹は「わかりやすいが故に引き込まれる世界観の中で動く、キャラクターたちの緊張感や葛藤を伝えたい」、造形監督・片塰満則は「動いたときに魅力や説得力をもつキャラクターになるように、との思いをこめて3Dモデルの造型演出に取り組んだ」、美術監督・滝口比呂志は「空間の使い方がハリウッド映画的でとてもスケール感のある作品」、そして色彩設計・野地弘納は「キャラクターの色などは原作の雰囲気を壊さないように作成しています」と、それぞれビジュアル面の見どころについてアピールしている。
「亜人」は、最新刊6巻までの累計発行部数が320万部を突破している、桜井画門のコミックが原作。決して死なない新種の人類“亜人”と、それを追う日本国政府の戦いを、本格的なアクションと緻密な心理描写で描いたバトル・サバイヴ・サスペンスだ。
作品情報
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17年前、アフリカ。
神の兵と呼ばれた不死身の兵士が、米軍によって拿捕された。世界で初めて、“亜人”の存在が実証された瞬間だった。その特徴は、不死。病死、事故死、どのような状況下で死亡しようとも...
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