2015年9月26日(土)23:50
「ARIA The AVVENIR」公開初日舞台挨拶で7年ぶりに葉月絵理乃ら出演キャストが再集結
「ARIA The AVVENIR」初日舞台挨拶
(C)2015 天野こずえ/マッグガーデン・ARIA カンパニー
(C)2015 Kozue Amano/MAG Garden・ARIAcompany All Rights Reserved
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漫画家・天野こずえの代表作「ARIA」アニメ化10周年記念プロジェクト「青のカーテンコール」の一環として制作された「ARIA The AVVENIR(アリア ジ アッヴェニーレ)」が、9月26日に全国の劇場で封切られ、初日舞台挨拶が東京・新宿ピカデリーで行われた。
同作は、これまでにアニメ化されていない原作の2エピソード「capitolo 1 その 逢いたかったあなたに…」「capitolo 2 その 暖かなさよならは…」と、天野が7年ぶりに描きおろした新作漫画をもとにした「capitolo 3 その 遙かなる未来へ…」の3話から構成されており、プリマ・ウンディーネへ成長した灯里と、その後輩となったアイを中心とした物語が描かれる。
舞台挨拶では、水無灯里役の葉月絵理乃をはじめ、藍華・S・グランチェスタ役の斎藤千和、アリス・キャロル役の広橋涼、アリシア・フローレンス役の大原さやか、アリア・ポコテン役の西村ちなみ、晃・E・フェラーリ役の皆川純子、テレビシリーズから引き続き監督を務める佐藤順一が登壇し、実に7年ぶりとなる「ARIA」シリーズのアフレコを振り返った。
久々にキャラクターを演じた皆川は、スタジオに入った瞬間、当時の空気感が蘇って泣いてしまったことを打ち明けた。それを受けて西村も「灯里の第一声で、場の空気がやわらかくなった。初日は迎えたいけれど、終わってしまうのが寂しい」と複雑な心境を吐露した。
葉月は「灯里の成長をここまで描いてくれるとは思っていなかったので、台本を貰った時は嬉しかった」と喜んだ。一方で、先輩になった灯里をどう演じるかには悩んだそうだが「いざ収録が始まり、成長したアイちゃんを目の前にしたら、プリマとして少し成長した灯里を自然と演じることができた」のだという。
最後は、涙ながらにキャスト陣が挨拶。皆川が「『ARIA』に出会ってくれて、『ARIA』を愛してくれてありがとう。また、素敵な奇跡が起きたらみんなに会えると信じている」と感謝の気持ちをのべ、広橋は「同じ場所で、同じ感覚を共有できることが不思議で、とても幸せ」と喜びを伝えた。葉月が「10年前には、こんなに長く続くとは思わなかった。またみんなが思い続けてくれれば奇跡が起こるかもしれないので、この先も『ARIA』を大事にしてほしい」、佐藤が「今後も上映があり、Blu-rayも発売される。しばらくいっしょにヴェネツィアの世界を楽しみましょう」と呼びかけ、舞台挨拶の幕を閉じた。
作品情報
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