「俺がお嬢様学校に『庶民サンプル』としてゲッツされた件」先行上映会、トークや主題歌ライブで盛況

「俺がお嬢様学校に『庶民サンプル』としてゲッツされた件」キャスト集合写真

(C)七月隆文・閏月戈・一迅社／清華院桜藤会

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AT-X、TOKYO MXほかで放送中のテレビアニメ「俺がお嬢様学校に『庶民サンプル』としてゲッツされた件」の第1話先行上映イベントが10月3日、ユナイテッド・シネマ豊洲で開催され、主人公・神楽坂公人役の田丸篤志、天空橋愛佳役の芹澤優、有栖川麗子役の立花理香、汐留白亜役の桑原由気、神領可憐役の森永千才、九条みゆき役の大西沙織、花江恵理役の原由実らが出席した。

同作は、七月隆文氏原作のライトノベル「俺がお嬢様学校に『庶民サンプル』として拉致られた件」（一迅社文庫刊）のテレビアニメ化。平凡な高校生・神楽坂公人が、ある日突然名家の令嬢ばかりが通うお嬢様学校・清華院女学校に拉致され、同世代の男性を見たこともない女子高生たちの世間と、異性に免疫をつける教育のため「庶民サンプル」として過ごす生活を描く。

第1話上映後に行われたトークショーでは、自身が演じるキャラクターについて、芹澤は「愛佳は『ツンピュア』ヒロイン。ツンツンしたセリフが多めですが、その中に可愛らしさが残るように意識して演じています」と語り、田丸も「公人は一番普通のキャラクターなはずなのに、お嬢様ばかりの学園では最も異質。各シーンのテンションが、こんなにどんどん切り替わる役は初めてです」とコメント。公人の「筋肉、だ～～～い好きぃぃぃ！」や、愛佳の「キス、させなさいよ！」など、各キャストによって劇中の決め台詞が生披露される一幕もあり、盛り上がりを見せた。

また、「ゲッツ！」の持ちネタで知られる芸人のダンディ坂野が、同作の「ゲッツ！」を監修することになり、契約書への調印式が行われたことについても触れられた。この契約書は法的に有効なもので、ダンディ坂野は今後、アイドルカレッジが歌うオープニング主題歌「イチズレシピ」のプロモーションビデオや、原作の出版元である一迅社のCMに出演するという。

さらに、主題歌が披露されるライブパートでは、原がエンディング主題歌「トワイライトに消えないで」、ゲストとして登場したアイドルカレッジがオープニング「イチズレシピ」を熱唱。最後は田丸が「この作品は、僕が初めて主役として臨んだ作品なので、これからの声優人生の中で思い出に残ると思います」と感慨深い様子で話し、芹澤も「愛佳ちゃんのことを好きになってもらえるかな、と不安に思っていた部分もありましたが、第1話を見た後の観客のみなさんの笑顔と暖かい空気を感じて『よしっ、放送が楽しみ！』と堂々と言えるようになりました」と挨拶した。