「TIGER & BUNNY」ロン・ハワード製作総指揮でハリウッド実写化へ

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アメリカ・ニューヨークで現地時間10月8日から11日まで開催された「ニューヨーク・コミコン 2015」で、アニメ「TIGER & BUNNY」のハリウッド実写映画化企画が発表された。

「TIGER & BUNNY」は、「『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が、実在企業のスポンサーロゴを背負って街の平和を守る」という設定で、職業的ヒーローの活躍を描いた人気作品。2011年4月に放送されたテレビアニメシリーズが高く評価され、12年と14年には劇場作品も公開された。

今回の実写映画は「ダ・ヴィンチ・コード」「アポロ 13」」などを手がけた巨匠ロン・ハワード監督が率いるイマジン・エンターテインメントと、アニメ「TIGER & BUNNY」を制作したサンライズから分社化して設立されたバンダイナムコピクチャーズによる共同製作となる。

製作総指揮をとるハワードは「原作クリエイターのみんなとは同志。世界中で見てもらえるように作品作りを行う」と宣言。アニメに携わったスタッフからのコメントも公開され、テレビシリーズのさとうけいいち監督は「とてもワクワクしている。ロン・ハワードの『TIGER & BUNNY』は僕も楽しみ」、劇場版の米たにヨシトモ監督は「日本で愛された『TIGER & BUNNY』が、世界でより愛されると嬉しい」と話している。

シリーズ構成およびストーリーディレクターの西田征史は「ファンと育てた作品が、どう生まれ変わっていくのか楽しみ」、キャラクターおよびヒーローデザインの原案を担当した桂正和は「デザイナーとしてヒーロー・スーツがどうなるのかすごく楽しみ」と期待を寄せた。