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イベント 2015年11月24日(火)12:00

「機動戦士ガンダム サンダーボルト」イオ役・中村悠一が「ガンダムの圧倒的な脅威が伝わる」と絶賛

「機動戦士ガンダム サンダーボルト」第1話限定試写会にスタッフ・キャストが集結

機動戦士ガンダム サンダーボルト」第1話限定試写会にスタッフ・キャストが集結

(C)創通・サンライズ

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アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の第1話限定試写会が、11月23日に秋葉原ベルサールで開催されたガンプラEXPO WORLD TOUR JAPAN2015内で行われた。

同作は、ビッグコミックスペリオールで連載中の漫画のアニメ化で、「ガンダム」シリーズ初の4K作品。「機動戦士ガンダム」で描かれた一年戦争を舞台に、ジオン公国軍のリビング・デッド師団に所属する兵士ダリル・ローレンツと、地球連邦軍ムーア同胞団のイオ・フレミングが繰り広げる宿命の戦いを全4話で描く。

本編上映後には、ゲストとして漫画原作の太田垣康男、監督・脚本の松尾衡、小形尚弘サンライズプロデューサーが登壇。サプライズゲストとしてイオ・フレミング役の中村悠一、ダリル・ローレンツ役の木村良平らも招かれ、舞台挨拶を行った。

松尾が「初心にかえって制作したため、色がついた絵で編集ができた。おかげで、音楽と絵をうまく合わせられた」と制作を振り返ると、太田垣は「音楽がポイントの作品だが、漫画ではもちろん音はない。そこに、イメージとピッタリの音楽を付けてもらった。また、ビームライフルの音が入ると、まさに『ガンダム』という雰囲気になる。音の力はすごい」と仕上がりを絶賛した。

同作の音声収録は、作画に先行して音声を用意する「プレスコ」で行われた。中村は「ダリルがいい人、イオが敵役に映るように意識しました。圧倒的なモビルスーツ・ガンダムに乗る強者の立場を表現したかった」と話し、「フルアーマーガンダム登場シーンは、原作漫画ではわずかな描写だが、アニメ版では執拗にザクをなぶり殺しにする、イオの性格がにじみ出たものになっていた。敵に回ったガンダムの脅威がとてもよく伝わる」と映像を見ての感嘆の声をあげた。該当シーンは「機動戦士ガンダムUC」で総作画監督を務めた玄馬宣彦の担当で、ガンダムの威圧感をより際だたせるべく、予定の尺を超過した原画を仕上げてきたのだという。その調整のため、ザクが用いるビッグガン(ビーム砲)の発射カットが予定より1発分減っているのだそう。

「機動戦士ガンダム サンダーボルト」場面カット

機動戦士ガンダム サンダーボルト」場面カット

(C)創通・サンライズ

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一方、木村は収録時に「もっと若く」と強く意識してダリルを演じたという。太田垣は「読者の年齢層が高い作品なので、原作のダリルとイオはアニメ版よりも歳上として想定している。声が入ったことで2人が若返ったが、アニメで漫画と同じことをやっても意味がないと思っていたので、とてもいい解釈」と、新たな試みを讃えた。

ファンへのメッセージを求められると、中村は「信頼できる役者さんが居並ぶ中、ひとりで収録するのでは出せない雰囲気を表現できた」と話し、木村も「うまくかけ合いができた」と満足げ。太田垣は「見終わったあとに目頭が熱くなりました。ガンダムの歴史の中に自分の作品が入れたことがとても光栄です」と感慨を語り「この感動を、これからもみなさんと共有していきたい」と呼びかけた。

機動戦士ガンダム サンダーボルト」第1話は12月25日から有料配信がスタート。12月11日からはガンダムファンクラブでの最速配信も行われる。

作品情報

機動戦士ガンダム サンダーボルト

機動戦士ガンダム サンダーボルト 16

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