宮野真守、「新劇場版『頭文字D』」完結編を前に運転免許を取得！続編にも意欲

宮野 真守

(C)しげの秀一/講談社・2016新劇場版「頭文字D」L3製作委員会
ヘアメイク : Chica（C+） スタイリスト: 横田勝広（YKP）

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しげの秀一氏の人気漫画を再アニメ化した3部作の完結編「新劇場版『頭文字D』 Legend3 -夢現-」が、2月6日から公開される。同作で主人公の藤原拓海を演じた人気声優・宮野真守にインタビューを敢行した。

今作では、拓海が「走り屋」としての己を自覚したことで、自身が進むべき道について思い悩む姿が描かれる。拓海の前には、ライバルの高橋涼介が大きな壁として立ちふさがるが、宮野は「涼介との決戦では、拓海はとてもたくさんの感情を抱えながら戦っている。拓海の成長が強く感じられた」と、涼介とのバトルの中で拓海が初めて敗北を覚悟する瞬間が最も印象的だったという。

そして、今作のサブタイトル「夢現」について「拓海の視野が広がり、大きな夢を見つけるというストーリーを象徴したもの」と語り、「3部作を通じて、周囲が『拓海は変わった』と言うほどの大きな変化がありました」と振り返った。

また、今作では拓海とヒロイン・茂木なつきの恋模様も大きな進展を見せる。宮野は「デートシーンが3回も盛り込まれている。なつきの作画にも気合が入っていて、あざといとわかっていても、不覚にもかわいいと思ってしまった」と笑う。前2作では、なつき役の内田真礼とは別録りで、今回初めて一緒に収録できることを喜びあったそうだが、あまりにも「青春」な描写に、収録ではお互いに赤面してしまったのだとか。

(C)しげの秀一/講談社・2016新劇場版「頭文字D」L3製作委員会

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そして宮野は、前作と今作の間に、作品に触発されて運転免許を取得したことを告白。「急いでいたのでAT限定ですが」と苦笑いしつつも「なんとか『Legend3』に間に合うように免許を取りたかった。おかげで、拓海のドライビングテクニックに、周囲が驚嘆しいていたことの意味が肌で実感できました」と、演技に運転経験が活きたことを明かした。なお、教習ではコーンを上手に避けて「俺、今『頭文字D』だ」と無邪気に喜んでいたという。

最後に、今作の見どころを「僕らの『新劇場版 頭文字D』のひとつの決着をお見せします。前2作で感じた思いが、拓海を新たな道へと導いていく。彼の成長を感じてください」と語り、「今作のキャッチコピーに『バトルの先にあるものは――？』とありますが、それは『Legend4』であってほしい。スタッフ、キャスト一同情熱を込めましたので、ぜひ劇場でそれを感じてください」と、次回作への意欲を燃やした。