2016年2月17日(水)06:00
「ふらいんぐうぃっち」で初主演の篠田みなみ「真琴と成長していきたい」と気合十分
日本テレビ、青森放送ほかで、4月から放送を開始するテレビアニメ「ふらいんぐうぃっち」のアフレコ会見がこのほど、都内で行われ、第1話のアフレコを終えた真琴役の篠田みなみほか、鈴木絵理、菅原慎介が出席した。
同作は、「別冊少年マガジン」(講談社刊)で連載中の石塚千尋氏による漫画が原作。「15歳になったら1人立ちし、社会に出る」というしきたりにより、猫のチトを連れ青森の親戚の家に引っ越してきた15歳の魔女・木幡真琴の周辺で起こる、ちょっと不思議なできごとや、穏やかな日常生活を描く。
原作を読んだ感想を聞かれたキャスト陣は、「独特な間とテンポがある作品」(篠田)、「日常味にあふれた世界観とファンタジーな要素が不思議」(鈴木)、「女性陣も可愛く、キャラクターが濃い」(菅原)と、それぞれが抱く印象をコメント。自身が演じる真琴を「驚くほどマイペースで、周りを巻き込んでしまうこともありますが、憎めない」と紹介した篠田は、今作が初主演。「現場のみなさまが暖かくて、心を落ち着けて収録することができました」と初々しさをのぞかせた。
また、第1話にはアドリブシーンが盛り込まれていることも明らかになった。元気な小学生・千夏を演じる鈴木は、あらかじめアドリブの内容を考えて収録に臨んだが、「千夏は子どもなのでシンプルな言葉で」という指示を受け、「純粋な子どもを追求すると、言葉ではなく気持ちを第一にしていかなければと思いました」と役作りに対する考えを改めたという。
千夏の兄・圭を演じた菅原は「僕自身ははっちゃけたりするタイプだが、圭はマイペースで何でもできるキャラクター。しっかりしなくてはと決意を改めて臨んだ」と収録を振り返る。また、菅原が岩手県出身の両親に、圭の青森弁のセリフを聞かせたところ(イントネーションなどから)「岩手の血が流れている」と言われたというエピソードも。
最後に、菅原は「圭の魅力を存分に伝えたい」、鈴木が「アドリブがある役なので、弾けたいです。何より青森を盛り上げられる作品になればと思います」と意気込み、篠田が「真琴役としていっしょに成長していきたい」と気合十分のメッセージを残した。
「ふらいんぐうぃっち」は4月9日から日本テレビ、4月15日から青森放送で放送開始予定。
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