劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」が全3章で2017年公開　「Fate/EXTRA」のTVアニメ化も

「劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]」第一章が2017年公開

(C)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

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東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2016」2日目となる3月27日、「Fate/stay night」や「Fate/Zero」などで知られる「Fate」シリーズのスペシャルイベント「Fate Project 2016」が催され、3つの新情報を発表した。

「Fate」シリーズは、2004年1月にTYPE-MOONからパソコン用ゲームとして発売された「Fate/stay night」を原点とするメディアミックス作品群。現代に生きる魔術師たちが、過去の英雄の魂を己に従うサーヴァントとして召喚し、どんな願いもかなえる願望機「聖杯」を奪い合う“聖杯戦争”の壮絶な戦いを描く。

イベントには、テレビアニメ「Fate/stay night」から衛宮士郎役の杉山紀彰、セイバー役の川澄綾子、間桐桜役の下屋則子、スマホゲーム「Fate/Grand Order」からはアルジュナ役の島﨑信長、マシュ・キリエライト役の種田梨沙が登場し、3つの新情報が発表された。

制作の決定以来、続報が待たれていた間桐桜ルートを描く劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」が、全3章仕立てで第1章が2017年に上映予定であることや、第1章のキービジュアルが公開された。川澄は、「紫とか黒がイメージとしてあったが、白の衣装が目立ってとてもキレイ。しかし、どこか怖いイメージも漂っていて本編が楽しみ」と、キービジュアルの桜を見たうえで感想を述べた。同作は、テレビアニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」でキャラクターデザイン・総作画監督の須藤友徳が監督を務め、「Fate/Zero」を手掛けたufotableがアニメーション制作を行う。

「Fate/EXTRA Last Encore」2017年放送開始！

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シリーズ初のロールプレイングゲームとして、2010年7月にプレイステーション・ポータブルで発売された「Fate/EXTRA」のテレビアニメ化も決定し、「Fate/EXTRA Last Encore」として始動することもわかった。同作は、「魔法少女まどか☆マギカ」や「〈物語〉シリーズ」のシャフトがアニメーション制作を担当し、シリーズ構成は「Fate」シリーズの脚本でおなじみの奈須きのこが手掛ける。この発表にあわせ、ステージにはサプライズゲストとして「Fate/EXTRA」でセイバー役を演じた丹下桜が登場。丹下は「初のアニメ化ですが、Lastが何を意味するのか気になります」と発表されたタイトルについて興味を示した。さらに、ティザービジュアルも公開され、真名をネロ・クラウディウスとするセイバーが、憂いに満ちた表情で廃墟と化した黄金劇場に佇むものとなっている。

スマホゲーム「Fate/Grand Order」からは、ストーリーの第5章「第5特異点・北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」が3月30日に配信を開始することが明かされた。この配信に先駆け、27日からは「AnimeJapan 2016」出展記念として、「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」「Fate/EXTRA Last Encore」とのコラボイベントも開始。「先程発表された『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』では痛みを超えて、間桐桜をより知ることができる。「Fate/EXTRA」はもちろん、ほかのシリーズを知るほど「Fate/Grand Order」を深く楽しめます」と同シリーズに愛の深い島崎から本作の魅力が伝えられた。