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イベント 2016年5月7日(土)18:00

可愛いだけじゃない、深みを持った作品に マチ★アソビで映画「ポッピンQ」スペシャルトークショーが開催

「ポッピンQ」のトークショーがマチ★アソビで開催!

ポッピンQ」のトークショーがマチ★アソビで開催!

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東映アニメーションの創立60周年を記念して製作される長編映画「ポッピンQ」が、5月5日に徳島で開催された「マチ★アソビ」でトークショーを行った。

同作は、中学校の卒業を目前に控えた5人の少女が、悩み、ぶつかり合うなかで成長し絆を育んでいく姿を、華やかなダンスや音楽を交えて描く青春ストーリー。壇上にはヒロイン5人と心を通わせるポッピン族のキャストから、ポコン役の田上真里奈、ルチア役の石原夏織、ダレン役の本渡楓、東映アニメーションプロデューサーの金丸裕が登壇し、作品のテーマやキャラクターについて話が展開した。

まずは、現段階では謎の多い「ポッピンQ」を知ってもらおうということで、作品を彩るキーワード紹介からスタート。声優陣からは「ダンスを踊る」「可愛い女の子がたくさん出てくる」(田上)、「切なくて、熱い作品」(石原)、「壁を乗り越える」「ぽっぴんたちの動きに個性が出ている」(本渡)といったキーワードが上がった。プロデューサーの金丸からは「ダンス」、「卒業」、「青春」という三要素がキーワードとして挙げられた。

キャスト3人が演じるポッピン族の詳細情報も公開された。主人公の少女5人(小湊伊純、日岡蒼、友立小夏、大道あさひ、都久井沙紀)と心がつながっており、その考えが分かる生命体になるのだという。

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それぞれのキャラクターについては、「(ポコンは)凄くしっかりもので、リーダー的な存在。物語を引っ張っていく、一番の熱血キャラ(田上)」、「(ルチアは)リボンをつけたり、ワイシャツにメガネをかけていたりと見た目通りのクールビューティ。男の子に見えるかもしれませんが、女の子で、知性で引っ張っていく感じの子です(石原)」、「(ダレンは)癒やし枠で可愛い男の子。性格としてはのんびりマイペースで甘えん坊(本渡)」とのこと。さらに、M・A・O演じるタドナは「女子力が高いオーラを出しており、ちょっとあざとい感じも出ているキャラクター」で、新井里美が演じるルピイは「とても優しく、男の子だけどお母さんのような感じ」なのだという。

イベント終了後、出演したキャスト3人にイベントの感想や作品に対する意気込みを聞いた。

――マチ★アソビステージを終えて、今のお気持ちは?

田上:昨日までは凄く緊張していたんですね。でも、みんなアットホームな雰囲気で、皆さん頷いて聞いていたり、事前に公開されている動画をチェックされている方もいらっしゃって嬉しかったです。こんなふうにすぐに打ち解けられる雰囲気というのは作品のカラーのおかげかなと思って、ちょっとホッとしています。

本渡:日差しの熱さもあったのですが、それ以上に皆さんの興味であったり、どんな物語なんだろうという熱い気持ちを感じて、凄くリラックスできました。マチ★アソビに参加するのが初めてだったのですが、暖かい場所で良かったなと思いました。

石原:街の一角でステージをやるというのは久々で、その良さが伴ったステージになったなと思いました。会場に来てくださった方々なら分かると思うのですが、ステージ中に後ろで船が通ったり(笑)。ついそれに反応しちゃったりと、屋内でのステージだとなかなかできないので、マチ★アソビでイベントができて嬉しかったです。

――作品への意気込みをいただけますか?

田上:アニメーション作品で本読み(脚本や台本を読み込み、その修正をしていく作業。メインスタッフが物語の意図を理解するための場でもある。基本的に実写や舞台で行われることが多い)をキャストと行うというのも、前例があまりないそうで、私たちは声の出演だけですが、作画、脚本、監督、スタッフのみなさんと一緒に作り上げている感のある作品です。

監督と企画の方から「キャストの皆さんもキャラクターたちと一緒に壁を乗り越えて、成長して欲しい」という言葉があったんですね。そういった想いが「卒業」というキーワードとして映画本編にもあらわれると考えているんです。アフレコはまだなのですが、その壁を乗り越えられるように頑張りたいと思っています。

本渡:本読みの時に打ち合わせをして、人間の「生っぽさ」について話していたんです。「ただ可愛いだけじゃない、綺麗なだけじゃない、それぞれの抱えている事情や悩みも、リアルに生っぽくやっていけたら」というお話をいただいきました。

ポッピン族は主人公たち人間サイドではないのですが、それぞれ悩みを抱えている少女たちを一緒に支えて、卒業までの壁を乗り越えるところへ導く手助けができたらと思います。

それと、どの世代にも受ける作品だと私は感じています。小さいお子さんとダンスを覚えることもできますし、絵柄も凄く可愛いものになっていますので、大人も子供も楽しめる作品になっていると思います。

石原:オリジナル作品ですから、情報としては、まだ分からないことだらけだと思います。私たちはシナリオを知っていますが、読む前はどんな風に展開していくんだろうと、ワクワクした気持ちになりました。

それぞれのキャラが凄く魅力的な作品ですので、それぞれのキャラクターに寄り添って見てみたら、より深みが出てくる作品になるんじゃないかと感じました。五人それぞれの立場になってみると、自分に近い感情を持っている子がいるのではないかと思います。

私は、本読みの時に出演している側にも関わらず、思わず感動して、自分も成長させてもらえるような感覚をもらったので、皆さんにも早く味わってもらいたいと思います。

――最後に、作品を知らない方に一言いただけますか。

田上:今の作品に対する印象はメインビジュルを見て「可愛い」という感じになっていると思います。もちろん青春で可愛い感もあるのですが、割と複雑な作品なんです。そのあたりは、素敵な情報の出し方を(プロデューサーの)金丸さんがしてくださると思うので、ぜひ良い意味で「裏切られて」ください(笑)。

本渡:すでにダンス動画はyoutubeに上がって見られる状態になっています。劇場に見に来てくださる前に、ぜひとも踊りを覚えて一緒に手足をちょっとだけ動かしていただければ(笑)。

主人公たちと一緒に成長できる感じが味わえると思うので、可愛いだけじゃないこの作品に、浸っていただけたらと思います。

石原:この作品への入口は、なんでもいいと思うんです。最初は私たちポッピン族の可愛さから入っていただいてもいいと思います。でも、想像以上にリアルな作品だと思います。だから……思わず涙が出ちゃうかもしれません。ぜひ楽しみに待っていただければと思います。

作品情報

ポッピンQ

ポッピンQ 10

「別々の方向を見ていた、その時までは―。」5人の少女たちが過ごす、特別な時間の物語
 春、卒業を控えた中学3年生の伊純(いすみ)は悩んでいた。不本意な成績で終わってしまった陸上の県大会。あの時出...

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