2017年3月23日（木）20:30

『映画プリキュアドリームスターズ！』3世代ピンクが集結！美山加恋、高橋李依、嶋村侑がみてきた先輩プリキュアの背中 (2)

――今回の映画の話を聞いたとき、どのように思われましたか。

嶋村：また「Ｇｏ！プリンセスプリキュア」のメンバーが集まれるんだという喜びが大きかったです。そして、新しいプリキュアのみんなに会えるんだ！という楽しみもありました。監督も、秋の映画（『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!! プリキュアとレフィのワンダーナイト!』）でお世話になった宮本（浩史）監督でしたので、懐かしい気持ちで収録に挑むことができました。

高橋：私が1年前の「オールスターズ」に出演させていただいたとき、先輩方の背中がすごく格好よかったんです。自分もテレビシリーズを1年間やりきったら、きっと春に自分の背中を見てもらえる場所があるだろうから、そこに向けて全50話を走りきろうと。そんな1年間分の気合を入れてマイク前に立ちました。

美山：映画の話を聞いたのは、オーディションで役が決まったのと、ほぼ同時のタイミングでした。そこからすぐに、おもちゃのための声を録ったり歌の収録があったりして、ただただ驚きの中にあったという感じです

高橋：「プリキュア」って、始まると怒濤（どとう）なんですよね。

美山：怒濤の日々でした（笑）。春の映画は、「これから『キラキラ☆プリキュアアラモード』をよろしくお願いします！」とアピールする大事なチャンスでもあります。大事な人のために頑張るというプリキュアのメッセージをしっかり出せるように演じようと強く決めていました。

――アフレコ現場での、美山さんの印象はいかがでしたか。

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嶋村：最初にお会いしたのは宣伝のときでしたが、美山さん自身がすごく可愛くて感動してました。「キラキラ☆プリキュアアラモード」は仲間も多いですから、その中で中心になれる女の子って、こんな子なんだろうなとも思いました。

美山：嬉しすぎて、感無量です。初めてお会いしたときに「頑張ってね」と言ってくださって、すごく勇気をいただきました。

高橋：アフレコでは、テストと本番の2回お芝居をするんですが、テストから本番で少し変わったお芝居であろうと、美山さんがそのニュアンスを汲んで返してくれるのがすごく嬉しかったです。本当にいちかちゃんとみらいでお話しているようで楽しくて。

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美山：私はお2人がアフレコをしている姿を見て、リーダーとしてのピンクの力をすごく感じました。座長として皆さんをまとめられていて、「これがプリキュアのセンターなんだ！」と勝手に感動してしまいました。おふたりの姿をみて学ばせていただいた気持ちです。

高橋：私も学ばせていただいたことがあって。お芝居や声色ひとつの違いで、様々な意味合いが伝わる分、自分が声を発したらそれがキャラクターの発言になる。観ている方に「みらいが帰ってきた！おかえり！」と思ってもらえる姿、台詞に責任を持っていきたいなということを、嶋村さんから学びました。

嶋村：（照れながら）なんだろう……この構造ずるくない！？

一同：（笑）。

――最後に、『映画プリキュアドリームスターズ！』の見どころを聞かせてください。

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美山：この作品は、「キラキラ☆プリキュアアラモード」組の日常生活から始まり、中学生チームはナシマホウ界に、高校生チームはノーブル学園にと、それぞれの世界にお邪魔して話が進んでいきます。台本を読んだときからすごく面白かったので、観ている方にもそうした流れを楽しんでいただければなと思っています。

嶋村：「ドリームスターズ！」になって、登場するプリキュアは減りましたが、そのぶん1人1人が丁寧に描かれています。それぞれのチームの活躍と交流が描かれていて、私達だったら（紅城）トワちゃんと「オールスターズ」初登場の（花海）ことはちゃんのキャラクターが「ちょっと近いね」みたいな描写もあったりして、そういう面で楽しみが増えていると思います。

高橋：「魔法つかいプリキュア！」も、キュアミラクル、キュアマジカル、キュアフェリーチェ、モフルンの4人がしっかり描かれているのが何より嬉しかったです。

嶋村：今回は、モブがほとんどいないんですよ。「Go!プリ」のキャラですと、（七瀬）ゆいちゃんもいますし、ノーブル学園の生徒達も出ています。映画のオリジナルキャラクターをのぞくと、一回も会ったことのない人はでてこないぐらいで、もう本当に全員身内という感じです。

高橋：エンディングのテロップを観て、「あんな人も出ていたんだ」とビックリするんじゃないかと思います。そういうところも隅々まで楽しんでいただけると嬉しいです。

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