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インタビュー 2017年9月13日(水)20:30

「異世界食堂」オープニング主題歌を歌う「Wake Up, May'n!」 コラボ結成秘話と食へのこだわり

左から、May'n、永野愛理、奥野香耶、青山吉能

左から、May'n、永野愛理奥野香耶青山吉能

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テレビアニメ「異世界食堂」のオープニング主題歌「One In A Billion」を手がける「Wake Up, May'n!」。大型アニソンフェス「アニサマ2017」3日目でのステージも記憶に新しい、May'nと「Wake Up, Girls!」によるスペシャルコラボユニットだ。今回は、May'nと「Wake Up, Girls!」の永野愛理奥野香耶青山吉能の4人に、ユニット結成秘話を聞くとともに、「異世界食堂」の作品テーマにちなみ、食へのこだわりも語ってもらった。

――「Wake Up,May'n!」を結成することになった経緯を聞かせてください。

May'n:昨年、「WUG」(ワグ。「Wake Up, Girls!」の愛称)ちゃんとイベントをご一緒したときにステージを見て、私が一目ぼれしたんです。「かわいくて、かっこいい!」と思い、そこから「Wake Up, Girls!」のアニメを全部見ました。その後、WUGちゃんのスタッフさんに「好きなんです」とお伝えしたら一緒にやりましょうという話になり、昨年12月の「アニメJAM2016」で「タチアガレ!」を一緒に歌ったのがきっかけです。

――「タチアガレ!」を一緒に歌って、手ごたえがあったのでしょうか。

May'n:自分自身がというより、ファンの方にすごく喜んでいただけたのではないかという手ごたえがありました。もちろん、「やった! WUGちゃんと一緒にステージに立つ夢がかなった!」との個人的な喜びはありましたけれど(笑)。

――「Wake Up, Girls!」の皆さんは、コラボの話を聞いて、最初どう思われましたか。

永野:喜びよりも、「え!? ほんとですか?」という驚きが最初にきました。May'n さんは、「Wake Up, Girls!」として活動する前から知っている大好きなアーティストで、カラオケで楽曲を歌うこともありました。そんな憧れの方と一緒にコラボができる。「信じられない!」という驚きから、じわじわと嬉しさに変わっていきました。

奥野: May'nさんと最初に共演させていただいたイベントのリハ(リハーサル)のとき、「大好きです、WUGちゃん!」と言ってくださったんです。私たち7人は嬉しすぎて「きゃーっ!」と悲鳴がでてしまいました。そんなMay'nさんとコラボさせていただけるのは本当に嬉しかったです。

青山:奇跡的な出会いで、今でも信じられないぐらいです。コラボが決まってからMay'nさんとお会いしたとき、感覚的に「これはすごいコラボになるぞ」と思いました。

――多幸感のある楽曲「One In A Billion」では、MV(ミュージックビデオ)での息のあったダンスが印象的でした。8人での撮影はいかがでしたか。

May'n:振り付けがあるような激しいパフォーマンスを普段はしていないので、一緒に踊る難しさを感じました。WUGの皆さんは、振りの覚えがメチャクチャ早いんですよ。普段はひとりの撮影ですから、仮に失敗しても「もう一回お願いします」と言えばいいですけど、今回は私が失敗するとみんなに迷惑がかかってしまう。とにかくWUGちゃんの足を引っ張ってはいけないと思っていました。

――大好きな「Wake Up, Girls!」の皆さんに囲まれて、センターを張る喜びはありましたか。

May'n:撮影のときはとにかく必死でしたね。完成したMVを見て、ようやく「WUGちゃんかわいい!」と思えた感じでした(笑)。

――「Wake Up,Girls!」の皆さんは、May'nさんとのコラボで化学反応のようなものを感じられましたか。

永野:かっこいいMay'nさんの歌声が、元気で明るい感じの「Wake Up, Girls!」の歌声とあわさったとき、どうなるのか少し不安はありましたが、実際にやってみたら新しい世界が開けた思いでした。これまでのWUGの楽曲にはなかったかっこよさがでたと思いますし、ご一緒することでMay'nさんのかわいらしい部分を知ることもできました。新しい発見がすごく多くて、お互いのいいところを引き出しあえた気がします。

奥野:レコーディングでは、May'nさんが先に録られた音源を最初に聞きました。私たち7人の声が入らなくても、これで完成バージョンだと思えるぐらいのかっこよさだったのに感動したのを覚えています。本当に素晴らしいアーティストさんだと震えましたし、自分ももっと頑張らなければと、引っ張っていただいたような思いもありました。

青山:May'nさんはすごく気さくな方で、私たちの目線で話してくださるんです。すごく優しいし面白いし、楽しい現場でした。また、「やるときはやる」というプロ意識を感じるシーンが多々あったのも印象的です。私たちもメリハリをつけて頑張りたいと思ってはいましたが、May'nさんが入ることによって、メンバーひとりひとりの中に「もっと頑張らなければ」という思いが生まれたと思います。

作品情報

異世界食堂

異世界食堂 65

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