「ラーメン大好き小泉さん」OPテーマを歌う鈴木みのり　“ラーメン愛”に秘められたせつなさを意識 (2)

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――ちなみに、鈴木さんはどんなラーメンがお好きなのでしょうか。

鈴木：こってりしたラーメンが、けっこう好きなんですよ。「天下一品」は、京都の本店まで食べにいったことがありますし、水道橋にある「ひらさわ」（「九州とんこつらーめん ひらさわ」）というお店のラーメンも大好きで。

――小泉さんのように、ひとりで行かれることもあるのでしょうか。

鈴木：ひとりで行くことが多いですね。行くときにかぎって白い服を着ていて、ラーメンの汁を飛ばして帰ることが多くて（苦笑）。小泉さんには共感するところもあって、カウンターだけのラーメン屋さんで、みんなひとりで食べているのに、女の子たちがキャッキャしながら写真をめっちゃ撮っていたりすると、「ラーメンに集中しようよ」と思ってしまうときもあります（笑）。

――（笑）。

鈴木：たまに心のなかで思うだけですけどね（笑）。そんなふうに、ちょっと小泉さんに似たところがある気もしています。

――MV（ミュージックビデオ）も、曲の雰囲気にあったユニークなものでしたね。

鈴木：曲だけでなく、MVでも私の素の表情などを見てほしいなと思っていましたので、スタッフの方から今回のMVの話をうかがったときには「言うまでもなく同意見です」という感じで、うれしかったです。すごくポップな仕上がりになってきて、途中で幽体離脱をしたり、途中でラーメンの精みたいなものが出てきたりする話を聞いたときは、「おお、なんかシュール」と思って、「ワルキューレ」に通じるような突き抜けた面白さを少し感じました（笑）。

――2月頭にはリリースイベントが開催されます。ソロとしてはじめてのイベントを控えて、どんなお気持ちですか。

鈴木：最初にお話したことと重なりますが、いろいろな方のライブを見てきて、「こういう盛り上がり方は素敵だな」「自分もこんなふうにやってみたいな」との気持ちがありましたので、それを自分のライブでどう生かしていこうか楽しみながら考えています。シングルの3曲とも、皆さんに伝えたい思いがつまっていて、そのなかでも「FEELING AROUND」は、とくにライブで映えるのではないかなと。皆さんからの反応をすごく楽しみにしています。

――鈴木さんは、放送中の「カードキャプターさくら クリアカード編」に詩之本秋穂役として出演されていて、「ワルキューレ」としても、「劇場版マクロスΔ　激情のワルキューレ」が2月に控えていますね。

鈴木：歌もお芝居も大好きですので、どちらも、これからいろいろな挑戦をどんどんしていきたいなと思っています。「クリアカード編」の詩之本秋穂は、前向きで快活な子だけでなく、礼儀正しくてまわりのことを考えられる優しい子でもあり、演じるたびに自分の引き出しが増えていく感覚があります。「マクロスΔ」でお世話になっている（音響監督の）三間（雅文）さんの現場でもあって、偉大な先輩方の背中を見て学ぶこともたくさんあり、毎週収録するたびに、秋穂と一緒に自分自身も成長しているなと感じています。
　「マクロスΔ」の劇場版は、アニメの続きではなく、いちからのスタートになっています。テレビシリーズでは、ハヤテとフレイアを主軸に物語が動いていたところがありますが、今回はどのキャラクターに視点をおいても楽しんでいただけるものになっていると思います。ぜひ、皆さんの好きなキャラで楽しんでいただけるとうれしいです。

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