2018年6月30日(土)22:00
島崎信長「バキ」で挑む“最凶との戦い”「濃いし、熱いし、燃える!」
累計発行部数7500万部を超える、板垣恵介氏による格闘漫画「刃牙」シリーズの第2部・最凶死刑囚編をテレビアニメ化した「バキ」が7月1日から放送開始となる(NETFLIXで6月25日から先行配信)。主人公・範馬刃牙役の島崎信長(崎はたつさきが正式表記)が劇中で火花を散らすのは、最凶死刑囚役の銀河万丈、子安武人、津田健次郎、茶風林、二又一成。そして“地上最強の生物”にして、刃牙の父である範馬勇次郎役の大塚明夫。このほか、 菅生隆之、島田敏、小山力也、江口拓也ら実力派声優が多数“参戦”している。原作コミックに負けず劣らずの“最強ぞろい”のキャストを迎え撃つ島崎に、今作にかける思いや現場の熱量、アフレコの裏側を聞いた。
テレビアニメ「バキ」は「まったくヒヨっていません!」
――AnimeJapan2018では、スタッフ陣から「放送コードをぶっちぎる」といった宣言が飛び出し話題を呼びましたが、テレビアニメ「バキ」の過激度はいかがでしょうか。
第1話のアフレコは、完成品といっていいクオリティの映像で始まりましたが、監督たちは「時間がある限り、さらにここからブラッシュアップします」とおっしゃっていました。そういったスタッフの皆さんの気合いを感じながら収録に挑みましたが、第1話の映像を見て「これ本当に放送できるのかな!? 」「地上波でやれるのかな!? 」と思いました(笑)。そもそも敵が最凶死刑囚ですから(笑)。血なんて当たり前に飛んでいますし、何人かの首が吊るされていたり。原作通りです、まったくヒヨっていません! 期待に応えられるものになっています。
(C) 板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
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――原作コミック「刃牙」シリーズでは、さまざまな名勝負が繰り広げられてきましたが、第2部「バキ」の見どころはどこにあると思われますか。
原作シリーズの第1部「グラップラー刃牙」の最大トーナメントで、1対1の戦いを繰り広げ、雌雄(しゆう)を決しまくった地下闘技場戦士たちが、今作「バキ」ではチームを組んで戦います。今まで個人戦だったのが、個人戦であり団体戦でもあるという状態になった。だから、トーナメントではあり得ない共闘やリベンジが発生します。共闘の組み合わせも変わりますし、キャラクターたちのバックボーンもどんどん見えてきます。そして死刑囚ひとりひとりが濃い。もちろん地下闘技場戦士たちも負けずに濃いですが(笑)。結果、濃いし、熱いし、燃える! 見どころばかりです。
実力派声優が放つ「圧倒的な説得力、パワー、恐ろしさ」
――刃牙と火花を散らす最凶死刑囚ドリアン、ドイル、シコルスキー、スペック、柳龍光を演じるのは、実力派声優5人。大先輩との共演はいかがですか。
本当に皆さんすごいです! 僕は(原作コミックの)「バキ」も好きだから、原作の名ゼリフ、何気ないセリフ、それらすべての言葉が圧倒的な説得力とパワーと恐ろしさを持った声で表現されていることに、毎回感動しています。初登場シーンから5人全員がぴったりすぎて驚きました。
――死刑囚役キャストの演技に圧倒された、引き込まれたシーンを教えてください。
(C) 板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
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正直絞るのは難しいのですが、例えば死刑囚5人のなかで、ドイルだけ引きの芝居からはじまります。他の死刑囚は“圧”を表に出すシーンが多いなかで、ドイルは引いていたので「なんて豪華なグラデーションなんだ」と思いました。“究極の濃さ”を出せるメンバーのなかで、あえて(ドイル役の)子安さんは引く。1人だけ静かなところにいくというバランスにしびれました。“静と動”の相乗効果で、さらに皆さんが輝いていました。
それからドリアン。銀河万丈さん演じるドリアンの話し方は、日本語のなかに、美しい響きの英語的なニュアンスが混ざるのが、品があって素敵です。(ドリアンの)やっていることはとてつもなくえぐいのに、どこか品を感じさせる。とにかくテストから本番まで、皆さん演じる度にパワーアップしていくんです。皆さん本当に素敵です!
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