安室透が「DIMEトレンド大賞」ベストキャラクター賞に　漫画の登場人物で初の受賞

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青山剛昌氏の大ヒット漫画「名探偵コナン」に登場する人気キャラクターの安室透が、その年にヒットした商品やサービス、話題になった人物などを表彰する「2018 DIME（ダイム）トレンド大賞」のベストキャラクター賞を受賞した。「DIMEトレンド大賞」の31年におよぶ歴史の中で、漫画の登場人物が同賞を受賞するのは今回が初めて。

安室は「名探偵コナン」コミックス第75巻で初登場した私立探偵の“安室透”、公安警察の“降谷零”、黒ずくめの組織の構成員“バーボン”という3つの顔を持ったミステリアスなキャラクター。今年5月には安室を主人公に据えたスピンオフ漫画「名探偵コナン　ゼロの日常（ティータイム）」の連載が「週刊少年サンデー」で始まり、コミックス累計発行部数130万を超える人気作品になっている。また、4月に公開され、興行収入が国内90億円を突破した劇場アニメ「名探偵コナン ゼロの執行人」にもメインキャラクターとして登場。とりわけ高い女性人気を獲得し、“安室の女”というトレンドワードも生まれた。

キャラクター名の由来になり、アニメ版で安室役を担当している声優の古谷徹は、このたびの受賞を受けて「素敵な賞を受賞することができ、感無量です。長いことアニメ声優をやってきて本当によかったと心から思っています」と謝辞を述べた。

なお、安室と同時にアイドルグループの「欅坂46」も同賞を受賞している。