テニプリ新作劇場版「リョーマ！」20年早春公開決定　空白の3カ月をオリジナルストーリーで描く

(C)許斐 剛／集英社 (C)新生劇場版テニスの王子様製作委員会

イメージを拡大

許斐剛氏の漫画「テニスの王子様」シリーズを原作とした劇場アニメ「リョーマ！ The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」が、2020年早春に公開されることがわかった。12月22日に幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2019」内の「新テニスの王子様」ステージイベントで明らかになった。

あわせて、着物を着てテニスラケットを携えた主人公・越前リョーマと猫、二刀を構えるサムライの影が描かれた、許斐氏によるイメージビジュアルも公開。また、ステンドグラスをイメージして制作されたタイトルロゴは、各強豪校のイメージカラーが散りばめられた配色になっているという。

「テニスの王子様」は、天才的なテニスの腕前を持つリョーマをはじめとした、全国の強豪テニスプレイヤーたちが個性的な技を駆使しながら、激しい試合を繰り広げていく物語。16年には、許斐氏自らが製作総指揮を担う「劇場版プロジェクト」が始動しており、満を持しての公開となる「リョーマ！ The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」では完全オリジナルエピソードが展開。プロジェクト始動時に明かされた通り、原作では語られていない、「テニスの王子様」と「新テニスの王子様」の間に横たわる、空白の3か月の物語が描かれる。

OVA「テニスの王子様 BEST GAMES!!」から引き続き製作総指揮を務める許斐氏は、19年に原作漫画が連載開始から20周年を迎えることを喜びつつ、「みなさまには本当に感謝感謝です！　支えてくださった多くのファンの方々、一度でもテニプリで笑ってくれた方々、そして……テニプリを知らないアナタに20年分のハッピーを詰め込んだ、まったく新しいエンターテイメントを、映画という媒体を使って作らせていただきました!!　それが『リョーマ！ The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』です!!　見た人すべてを幸せにしたいと思います」と宣言するコメントを発表している。