2019年2月27日(水)11:00
原恵一監督作「バースデー・ワンダーランド」少女が強いまなざし放つポスター完成
日本を代表するアニメーション監督・原恵一の最新作「バースデー・ワンダーランド」のポスタービジュアルが公開された。
柏葉幸子氏のベストセラー「地下室からのふしぎな旅」(講談社青い鳥文庫)を映像化する本作は、骨董屋の地下室の扉から繋がる“幸せな色に満ちた不思議な世界”が舞台。自分に自信がない少女アカネ(CV:松岡茉優)が、謎めいた大錬金術師ヒポクラテス(市村正親)とその弟子ピポ(東山奈央)によって、不思議な動物や人が住むカラフルなワンダーランドに連れてこられ、色が消える事態に陥ったワンダーランドを守る救世主として“人生を変える決断”を迫られる。
ポスタービジュアルは、鮮やかな花々の間から、アカネが顔をのぞかせる様子を切り取っている。力強いまなざしを放つアカネの横には、「アカネは、幸せの色の国へ! それは失くしていた“宝物”を見つける感動の冒険――」というキャッチコピーが刻まれている。
「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」「河童のクゥと夏休み」など、“大人が泣けるアニメーション”を手がけてきた原監督。ワンダーランドから色を奪うザン・グ役の藤原啓治、ザン・グの手下ドロポ役の矢島晶子は、「クレヨンしんちゃん」シリーズなど多数の作品でタッグを組んできた原監督に深い信頼を寄せ、矢島は「原監督が魅力に感じる物語やキャラクターを私たちに見せてくれているだけなのに、その結果涙が流れるなんて本当に素敵なことですよね」と本作に太鼓判を押している。
一方の藤原も、「『オトナ帝国の逆襲』の時もでしたが、泣かせようと意図しているわけではないのに、それでも“泣けるアニメーションの名手”と言われているのは、監督の目線の優しさのおかげかなと思います。本作はこれまでの作品と同じで指示が的確で、監督のやりたいことが見えているように感じました」と話している。
「バースデー・ワンダーランド」は4月26日から全国公開。
作品情報
-
誕生日の前日、自分に自信がないアカネの目の前に突然現れたのは、謎めいた大錬金術師の ヒポクラテスとその弟子のピポ――「私たちの世界を救って欲しいのです!」と必死でアカネに請う2 人。そしてアカネ...

-
役者ほど素敵な商売はない
2020年01月27日¥1,650
-
ミス・サイゴン 日本公演ハイライト盤
¥2,456 ¥2,309
-
増補改訂版『ミス・サイゴン』の世界: 戦渦のベトナムをくぐり抜けて
2022年07月15日¥2,530
-
映画 愛と誠 オリジナル・サウンドトラック
2012年06月05日¥2,934 ¥2,512