2019年3月13日(水)19:00
小野大輔「おそ松さん」映画化に噛み締める思い「幸せな時がまだ続くんだ」 (3)
「劇場版のチョロ松は一番面白い」
――テレビシリーズでは、キャストの皆さんもアフレコ中に笑ってしまうことがあったそうですが、今回はそういったことはありましたか?
劇場版のチョロ松はやばかったですね。チョロ松のシーンは、みんな笑っていました。誰ひとり(笑いを)我慢できませんでした。チョロ松は、ツッコミにおいては(笑いの)ヒットを狙うキャラクターだと思うんです。きちんとツッコんで笑いを起こしながら、最終的には全部を回収してくれる。
――これまでツッコミにおいて“笑いのヒット”を担当してきたチョロ松が、劇場版ではボケとして弾けていると?
今までは、チョロ松がボケた時はわかりづらくて。(第1期19話「時代劇おそ松さん」で描かれた)忍者の「うーうー」とか(笑)。そういった意味で、正直テレビシリーズでは、チョロ松から“ホームラン的なボケの面白さ”はあまり感じませんでした。でも今回のチョロ松、すっごく面白いです! 大好き! 劇場版のチョロ松は一番はねていて面白いです。
――ちなみにテレビシリーズで最も笑ったのは、誰の、どのシーンでしょうか。
中村くんですね。(2期7話の)「三国志さん」の猛将のテンションが異常すぎて。中村くんが、のどから血が出るくらい叫んでいたのが超面白かったです(笑)。
劇場版で紡がれるギャグとシリアス
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――テレビシリーズ同様の不条理の笑いはもちろん、今作は長尺作品であるからこそドラマ性が高いようにも感じました。「思春期ゆえの痛さ」が笑える一方で、「思春期ゆえの悩み・葛藤」も浮き彫りになっていきますよね。
ドラマ性というよりも「シリアス」ですね。ギャグとシリアスが絡み合って、成立しているお話なのではないかと思います。思春期ゆえの痛さって、悲哀ですよね。喜劇であり悲劇であるみたいな。18歳の6つ子は、彼ら自身では覆せないような状況に陥っているけれど、それを悲しくは描いてないですし、むしろそれが笑いになっている。そこにちゃんと救いがあるんです。思春期のリアルな描写があるけれど、荒唐無稽だったりもして、そこを行ったり来たりする。そこが面白いなと思います。
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