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ニュース 2019年5月29日(水)12:00

小栗旬&本田翼「天気の子」に参加 全ての“音”が調和した最新映像も披露

“晴ポスター”も完成!「

“晴ポスター”も完成!「

(C)2019「天気の子」製作委員会

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新海誠監督(「君の名は。」)の最新作「天気の子」に小栗旬本田翼倍賞千恵子吉柳咲良平泉成梶裕貴が声優として参加していることが明らかになった。あわせて、120秒の最新映像と新ビジュアル“晴ポスター”も公開。映像では、既に発表されていた「RADWIMPS」による主題歌「愛にできることはまだあるかい」とともに、新たな楽曲「グランドエスケープ(Movie edit)feat.三浦透子」が初披露されている。

天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年・森嶋帆高(醍醐虎汰朗)と少女・天野陽菜(森七菜)が自らの生き方を“選択”する物語。新海監督は、今回のキャスティングに関して「人間がどうしても取り繕えないものが、声だと思います。喋る内容はもちろん、声質、息づかい、言い淀み、語尾、すべてにその人そのものが避けようもなく滲み出てしまう。須賀役を小栗さんに、夏美役を翼さんにお願いしたのは、だからです」と説明。「彼らの声がキャラクターにはっきりとした血肉と心を与えてくれているアフレコの過程を、わくわくしながら楽しんでいます」と声を弾ませる。

小栗が息吹を注ぐのは、小さな編集プロダクションを営むライター・須賀圭介。東京行きのフェリーで出会った帆高を、自らの職場に招き、住み込みとして雇うという役どころだ。「君の名は。」を見て号泣したという小栗は、新海作品の魅力について「美しい色彩の世界観はもちろん、普段僕たちが見ているような風景や、手にするようなアイテムが作品を彩っていて、そこに生きる人間たちの物語が、自分に近いものに感じられるのが凄いところ」と話す。そして「今回の『天気の子』はすごくストレートな話で、そこが魅力だと思います。“須賀圭介”という役は、そのままで演じられるような、僕の等身大にとても近いキャラクターで、彼には共感できる部分がいっぱいあるので、この出会いはとても嬉しいです」と思いの丈を述べている。

アフレコの様子

アフレコの様子

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本田は、須賀の事務所で働く女子大生・夏美役として参加することに。愛車はカブ、持ち前の好奇心と探求心で取材に奔走するキャラクターだ。「新海作品で描かれている風景の色彩が本当に美しく、私が普段見ている日常の景色が監督にはどんな風に見えているのだろうと以前から思っていました。今回『天気の子』でも、新宿の街、高層ビルから見えるこの空を監督がどう描かれるのか、観客としてもとても楽しみです」と期待を込める。「そして私が演じさせていただく“夏美”についても生き生きとした女の子にしていきたいと思っています」とコメントを寄せている。

「ハウルの動く城」以来の声優挑戦となる倍賞は帆高と陽菜にある頼みごとをする老婦人・冨美、ミュージカル「ピーターパン」で10代目ピーターパンを演じる吉柳は陽菜の小学生の弟・天野凪役として参加。平泉は都内で起きた事件を追う老刑事・安井、梶は安井の相棒・高井役を務めている。

120秒の最新映像は「『天気の子』はRADWIMPSの音楽、透子さんの歌声、醍醐くんや七菜ちゃん、小栗さんや翼さんたちの声、そして雨音、さまざまな音に満ちた映画」という新海監督の言葉通り、全ての“音”が心地よく調和した仕上がりとなっている。「天気の子」は、7月19日から全国公開。

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作品情報

天気の子

天気の子 13

「あの光の中に、行ってみたかった」。高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼...

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