2019年6月7日(金)22:00
東映アニメーション「100年アニメプロジェクト」でアニメ企画を一般公募 大賞は作品展開
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「ドラゴンボール」や「ONE PIECE」「美少女戦士セーラームーン」などを手がける老舗アニメーション制作会社の東映アニメーションが、“100年続く”オリジナルアニメ企画や、新しい発想をもつクリエイターの発掘を目的とする「東映アニメーション 100年アニメプロジェクト」を始動した。
同プロジェクトでは、60余年におよぶ同社の歴史上、初の試みとなるアニメ企画の一般公募を行う。経験不問でオリジナルアニメ企画を募る「コースA:だれでもアニメコース」、映像作品や文芸作品に携わったことがある経験者向けの「コースB:プロでもアニメコース」、経験不問で同社作品「一休さん」のリメイク企画を募集する「コースC:みんなでリメイクコース」の3コースでは、それぞれ大賞に賞金100万円、優秀賞に50万円、奨励賞に30万円が贈呈。大賞作品は、テレビアニメやWEB配信、劇場公開など、企画に適した形式で広く世に送り出される予定だ。応募要項やFAQなどがプロジェクト公式サイトで公開されており、締め切りは9月30日午後3時。
また、業界経験者から製作プロデューサーやクリエイターを発掘する「コースD:クリエイター&製作プロデューサー募集コース」の募集もスタートする。こちらの受け付け期間は、7月1日~8月31日(当日消印有効)となっている。
プロジェクト始動について、同社代表取締役社長の高木勝裕氏は「いま社内でも多くの企画が出ていますが、それ以外にも、これまで弊社になかったような新しい視点の企画が生まれることを期待して、外の人の力を借りていこうと考えました。具体的には『どこかで見たことがあるな』『何かに似ているな』と感じさせない作品です。うまい、下手ではありません。こんな発想があったのか、と驚きを感じさせる内容をお待ちしています」とコメント。プロジェクト公式サイトでは、アニメ業界の現状と展望、プロジェクトにかける期待を、同氏が語るインタビューが公開されている。
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