2019年7月4日(木)19:00
高橋李依&梶裕貴「からかい上手の高木さん2」胸キュンポイント 西片のクリティカル率がアップ? (2)
(C) 2019 山本崇一朗・小学館/からかい上手の高木さん2製作委員会
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――「高木さん」は、中学生ならではのほほ笑ましい恋模様が楽しい作品です。視聴者の多くは、懐かしさも感じながら高木さんと西片を見守っていると思いますが、おふたりの中学生時代とリンクしているところはありますか。
梶:今日の収録は、実はまるごと1話アニメオリジナルエピソードだったんです。まだ詳しくはお話できないんですが“学生生活におけるイベント要素の強いドラマ”が詰め込まれている回で、スタジオでも「当時どうだった?」みたいな話題になりましたね。イベントや行事って、世代や地域ごとに、けっこう違ってくるんですよね。高木さんの収録では、「当時どうだった?」というやり取りは日常茶飯事で、「うちではこうだった」「僕らのときは違った」みたいな違いがおもしろいです。
高橋:高木さんと仲良しの“ポニーテールの子”を演じている朝日奈丸佳ちゃんと、同じおまじないを知っていたことがうれしかったですね。「席替えの日に、近くの席になりたい人の机を触って、心のなかで“パンダ”と3回唱える」というもので。私は埼玉、丸佳ちゃんは静岡と出身地が違うんですが、お互い中学生時代に流行していたみたいです。
梶:ところが、フタを開けてみればそのふたりしか知らないおまじないで(笑)。どうして“パンダ”なのかも、真相は闇の中……。
高橋:むしろ、その謎めいたところに信憑性が感じられたんですよね。
梶:その感性は中学生ならではだよね。大人になった今だったら“パンダ”である理由が気になって、おまじないどころじゃないでしょう(笑)。そんななかで、第1話の「消しゴム」に出てくるおまじないは、多くの人が知っているポピュラーなものでしたね。僕の中学生当時にも、聞こえてきた覚えがあります。
――第2期の初回放送日は、七夕(7月7日)に決定しました。おふたりが七夕にかなえてもらいたい願いごとはありますか。
梶:アニメオリジナルエピソードは、七夕にまつわるお話でもあるんですよ。
高橋:これから七夕が来るたびに、このエピソードを思い出しそう、というくらい印象的な回でした。
梶:ムーディーというかセンチメンタルというか……言葉にするのは難しいですが、いつもの高木さんとは、ちょっと違う表情を見ることができました。西片は相変わらずでしたが(笑)。とまあ、それはさておき、七夕にかなえてもらいたい願いごとですか……。
高橋:私は「劇場版 からかい上手の高木さん」ですね。
梶:「今度の『高木さん』は宇宙で大冒険!」みたいな? もちろん強大な敵も登場して、「いけぇぇぇ、高木さん! (大爆発)高木さぁぁぁん!!」……という夢を見たんだ、みたいな。
高橋:夢オチ(笑)。
梶:(笑)。そうでなければ、電車を乗り違えて帰りの電車賃もなく、見知らぬ場所でふたりが一泊することになってしまう、とか……。
高橋:うわぁ……いいですねぇ……。
梶:劇場版だから、木村(CV:落合福嗣)がすごくカッコよくて、いいヤツになって、高尾はなぜかお金持ちになるんだろうなあ(笑)。本編とはちょっと違ったかたちの「高木さん」が見られるとおもしろそうですね。僕の七夕にかなえてもらいたい願いごとは……スピンオフ作品の「からかい上手の(元)高木さん」をアニメ化していただきたいですね。
高橋:それは本当に! 私も、ぜひ西片さんになった高木さんを演じてみたいです。
梶:西片の年齢が僕の実年齢に近づくので、とても楽に演じられそうです。でも、高橋さんは逆に大変になるかもしれませんね。
高橋:いえいえ、あふれ出る色気を抑えなくてすみますから……。
梶:(笑)。いやいや、問題は2役になること。娘の“ちーちゃん”も同時に演じることになるからね。
高橋:そうでした。CMで一度やりましたが、1人2役で、また演じてみたいです。
梶:テレビアニメでとは言いません。どんな形でもいいので!
高橋:じゃあ、やっぱり劇場版で?
梶:西片の結婚前夜のエピソードを描く物語にして、未来に行けばすべて解決するのでは?(笑)。冗談はさておき、「(元)高木さん」のアニメ化は、本当に実現してほしいです。
――収録時に第1期と第2期の違いを感じることはありますか。
高橋:第1期から、キャストの人数が大幅に増えました。
梶:第1期では、かなりメンバーが固定されていて、そのうえで高木さんと西片のやり取りが全体の3分の2ほどを占める作品でした。そのうち半分以上はずっと西片がしゃべっていたわけですが(笑)、第2期では、クラスメイトそれぞれの“顔”が、話数が進むに連れて明らかにされていきます。それにともない、クラスメイトを演じるキャストさんも新たに加わり、現場がより明るく賑やかになりました。
高橋:新しく参加されたみなさんも、それぞれにキャラクターを深く掘り下げて、個性を詰め込んでいく試みをされています。それがとてもおもしろく、収録でも笑いが絶えません。自分の出番がないシーンや、休憩時間もずっと笑っています。
梶:僕らとしても第1期で得た経験値があるぶん、「ここまでは遊べるかな」というサジ加減がある程度わかっているので、ますます演じるのが楽しいです。
高橋:「ここまでおにぎり食べられるかな」って。
梶:それって完全に木村のことじゃないか!(笑)
高橋:だって、明らかに食べる量が増えてるんですもん……(笑)。
梶:みなさん、キャラクターの個性を感じさせるお芝居をしてくださっているなと感じます。
――第2期序盤の見どころを教えてください。
梶:超豪華キャストで送る一大スペクタクルです! 本当ですよ!(笑)きっと、みなさんも衝撃を受ける回があると思います。
高橋:お名前は言えませんが、大先輩が出演されています。本物の説得力ってすごいなと思いました。
(C) 2019 山本崇一朗・小学館/からかい上手の高木さん2製作委員会
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梶:PVにも盛り込まれている「水切り」のエピソードでは、事故とはいえ、西片から高木さんの手をつなぐという、ここぞという時に決めてくる西片の男気を見ることができます。西片のカッコよさやかわいらしさを垣間見て、これまで以上に応援してあげたくなると思います。
高橋:第1期では、高木さんのひと言に西片がドキドキするパターンが多かったと思うのですが、第2期ではそれが逆転しつつあるような気がします。第2期の西片は、クリティカル率が高めです。
梶:第1期に比べて、さらに“攻めている”印象です。アニメならではの演出のおかげで、キュンとくる場面がとても多くなっていて、あらためて非常に有意義なアニメ化だなと感じています。僕らのお芝居が、そこに一役買っているなら、なおさらうれしいです。
――放送開始を心待ちにしているファンの方々にメッセージをお願いします。
梶:「高木さんめ!」が、この作品のキーワードです。「よくぞこんなにからかう手段を思いつくな」というくらいのバリエーションで、ほぼ毎話のように高木さんにやり込められてしまう西片ですが、第2期では「西片め!」という瞬間にも注目していただきたいです。
高橋:周囲のサブキャラクターにもそれぞれドラマがあるので、「中井くん(CV:内田雄馬)め!」「真野ちゃん(CV:小岩井ことり)め!」と、いろいろな視点から楽しんでください。
梶:第2期からの新キャラも「スピンオフが見てみたい」と思うくらい魅力的です。そちらも楽しみにしていただきながら、ぜひ毎週欠かさずご覧ください。
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とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。季節はめぐり2年生に進級した西片は、今度こ...
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