2019年7月20日(土)19:00
【「劇場版うた☆プリ」インタビュー:ST☆RISH編】キャスト7人が“夢の王国”で見たもの (2)
どこまでもファンに寄り添う姿勢は、「うた☆プリ」ならでは。今作は、シリーズの“これまで”をファンとともに振り返り、“これから”に思いを馳せるきっかけにもなった。
下野「これまでテレビシリーズで積み重ねてきたものを、『こういうライブができるようになったんだよ』とファンの皆さんにお見せしているような感覚があります。そんな作品になったんだなと思うと、感慨深いものがありますね」
宮野「スクリーンの彼らを見て、僕らも意欲を掻き立てられ『負けていられない』という気持ちになりました。僕らも、皆さんの前でパフォーマンスしたくなりました。アニメとリアルが切磋琢磨して成長していけたらなと強く思う作品です」
諏訪部「今作は、ここまで積み重ねてきた『うたの☆プリンスさまっ♪』の集大成といった雰囲気がありますが、ここがゴールではないと自分は思っています。多くの皆さんが応援してくだされば、第2、第3の『マジLOVE キングダム』をお届けできるかもしれません。その日が来ることを期待しております」
「うた☆プリ」が積み上げてきたものとはなんだったのか。9年間で成長し、変化を遂げたのは、ST☆RISH、QUARTET NIGHT、HE★VENSの3組だけではなかったという。キャラクター、キャスト、楽曲。あらゆる要素が大きく飛躍した9年間だった。寺島は、作中でのST☆RISHの歩みを「ドキュメントだった」と振り返る。「そもそも彼らはST☆RISHになるべくして動いていたわけではないので、最初はバラバラでした。それがST☆RISHになって、今やなくてはならない7人になりました。でもその成長に欠かせなかったのはQUARTET NIGHTという先輩でしたし、HE★VENSというライバルでした」。
キャスト陣にとっては、回を追うごとにクオリティが上がる楽曲に奮闘する日々でもあった。鈴村が「毎回『難しくしないでくださいよ』と言いながら収録していましたが、絶対にちょっとずつ難しくなっていたと思います(笑)。だからこそ、積み重ねて成長していった感覚があります」と話すと、鳥海も「キャラソンの枠を超えていますよね。キャラクターだけでなく、曲も成長している」と同調する。
キャラクターの成長を見守り、難易度の上がる楽曲に挑むなかで、キャスト7人の関係値も変化していった。諏訪部は「特に初期メンである我々7人は、キャラクター同様に草創期から様々な経験を共にしてきましたからね。本当に感慨深いです」と述べ、宮野は「僕らにもチーム感が生まれましたね」とニッコリ。この日も、抜群の“チーム感”を発揮して、インタビューを盛り上げてくれた。
宮野「ST☆RISHや楽曲も変化しましたが、演じる僕らも変化しましたね。実際にライブで歌うようになったり」
谷山「そう! そこは絶対に無視できないよね。『うた☆プリ』に携われてよかったなって思う」
下野「そうですね。僕もファンミーティングをやった時に……」
谷山「お前誰だよ!(笑)」
下野「(爆笑しながら)この流れもね、昔だったら『えー!』って思ってましたが、今はもう『そろそろくるかな』って思ってました」
(全員爆笑)
作品情報
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覚えていますか? あの言葉を。聴こえていますか? あの歌が。君と一緒にたどりついた夢の王国(ステージ)で、ST☆RISH、QUARTET NIGHT、HE★VENSの奇跡のライブが、いま始まります!
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