2019年7月22日(月)19:00
【「劇場版うた☆プリ」インタビュー:HE★VENS編】語り尽くせぬ“奇跡のライブ” (2)
作品に対する熱い思いをにじませるキャスト陣。「印象に残ったシーン」を聞くと、7人全員が嬉々として話し出した。
緑川「最初は顔をはっきり出さず、お客さんの期待をあおる感じは素敵でしたね」
代永「『きたきたきたー!』っていうね」
山下「HE★VENSといえば青い炎という印象があったので、それを見た時、『帰ってきた! HE★VENSだ!』っていう安心感がありました」
代永「わかるわかる!」
内田「そういう意味では、高いところから登場するのもHE★VENSらしいですよね」
木村「そうそう! ああいう演出だと知らなかったから、最初に見た時は衝撃だった」
高橋「台本を読んでる時点では全然わからなかったですもんね」
小野「『高いところから失礼します』がお約束になったね」
内田「(笑)。今後どうなるか気になりますね」
小野「ヘリじゃない?(笑)」
登場シーンについてだけでも、この興奮ぶりである。アンコール映像の話題が上がれば、代永が「あの時、ナギが泣いてましたよね。いろいろ思い出したんだろうなあ」と思いを馳せ、他のキャストも「かわいかった! キラキラしていた」(木村)、「あのナギはすごく良いよね」(小野)と深く同調。舞台装置やライブ演出に話が及ぶと、「自分の想像をいい意味で裏切ってくれた」(高橋)、「『GIRA×2★SEVEN』の綺羅の腰つき!」(内田)、「キャラクターのことを把握していないとできない演出」(緑川)、「1回見ただけでは、目が追い付かないですよね」(山下)と話が止まらない。
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HE★VENSは、テレビシリーズ第2期から瑛一、綺羅、ナギ、第3期終盤から瑛二、ヴァン、大和、シオンが登場。3番目に現れたアイドルグループであるHE★VENSにとって、ST☆RISH、QUARTET NIGHTはどのような存在なのか。キャスト陣の考えを問うと、緑川は「“刺激”ではないでしょうか。ひとつの目的に対して3グループがお互いに切磋琢磨しているのが伝わってきますよね」と説明する。
第2期で描かれた「うた☆プリアワード」をきっかけに、ST☆RISHのライバルグループとしてシリーズに加わったため、代永は「ST☆RISHがいるから、HE★VENSがいる。そういう部分も大きいと思います」と述懐。そのうえで、木村が「HE★VENSは最後に登場したけれど、ST☆RISHやQUARTET NIGHTのライバルグループなので、彼らと対等でなくてはならないし、ひょっとしたら超えなくてはいけないのかもしれない。複雑ですよね」と話すと、小野も「引くことも、ゆずることもせず、真っ向からぶつかっていくよね。3グループがお互いの力を認め合いながら戦っている感じ。それが熱いんだろうな。だからこそ、彼らの間にチーム感が生まれたよね」と応じ、内田も「そうですね。ST☆RISH、QUARTET NIGHTにある“チームの形”みたいなものを見て、HE★VENSの中にも“それに負けない何か”が自然と生まれたような感じがしています」とこれまでの3グループの歩みを振り返る。
キャスト陣が見守ってきた“HE★VENSの絆”
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登場直後から、ST☆RISH、QUARTET NIGHTと切磋琢磨してきたHE★VENSの「グループとしての強み」は何か。高橋は「彼ら7人は、一見ひとりひとりの個性が強すぎて合わなそう見えますが、実際に7人全員がそろうとすごく合う。第一印象から、すごく息の合う7人だなと思っていました。それこそがHE★VENSの個性だなと感じています」と答え、山下も「彼らの仲間思いなところは、なかなかまねできないと思います。テレビシリーズでシオンが引きこもってしまった時、他のメンバーがST☆RISHに『シオンに何をしたんだ』と言う姿は家族のようでした」と明かす。
「HE★VENSの7人に負けないくらい、僕らも個性的だと思うんです」と笑みをこぼす緑川。HE★VENSの影響なのか、和気あいあいと語り合うキャスト7人の姿からは、“夢の王国”へと導いてくれた18人のアイドル同様、絆や連帯感が感じられた。
作品情報
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覚えていますか? あの言葉を。聴こえていますか? あの歌が。君と一緒にたどりついた夢の王国(ステージ)で、ST☆RISH、QUARTET NIGHT、HE★VENSの奇跡のライブが、いま始まります!
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