速水奨が40年の声優人生を振り返る「速水奨 言葉に生きる、声に込める」刊行決定

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「超時空要塞マクロス」や「Fate/Zero」などで知られ、デビュー40周年を迎えた声優の速水奨が、自身の足跡を振り返りながら現況と将来への展望を語った一冊「速水奨 言葉に生きる、声に込める」が、9月10日に発売される。価格は1200円（税抜き）。

同書では、幼少期や青春時代、悩み多き劇団員時代、声優デビュー後の新人としての体験、家族との関わり、後進の育成への取り組みなど、速水の役者としての活動はもちろん、プライベートに至るまでが明かされる。また、速水が設立した声優事務所「Rush Style」の新人声優（準所属）で、9月1日開催の「M-1グランプリ2019」1回戦に速水ともに漫才コンビ「ラッシュスタイル」として出場する野津山幸宏との師弟対談も収録。

速水の出世作「マクロス」シリーズに原作、監督、メカニックデザインなど、さまざまな形で携わっている河森正治は、同書の刊行について「ひと声聞いただけで、あたりの空間が『華』で満たされてゆく。彼の声にはそんなオーラがある。華やかに、艶やかに、そして匂い立つように。ひとつの役を見事に演じきることはもちろん、その役を越えて作品世界に、広がりと、大いなる高みと、底知れぬ深みをもたらす声。同じ時代を、その激動を共に駆け抜けた者として、彼のもたらす華の秘密と、これからのビジョンに、私も触れてみたい」とコメントを寄せた。